◆カツラ業界も注目する「髪の神」/御髪神社(京都)

薄毛に悩む人の絵馬がズラリ

 御髪神社は日本で唯一の“髪の毛を護ってくれる”神様として、知る人ぞ知るお社だ。京都嵯峨・天龍寺の竹の小道を通り抜けた小倉池のそばに鎮座する。20段ほどの石段の先にある境内には、髪を奉納する「髪塚」があり、玉垣には全国の理・美容組合の名前や企業名が刻まれている。

 祀られているのは、髪結い職の祖とされる藤原采女亮政之公。1961年、政之公を御髪大神と崇めた理容学校の創立者・児玉林三郎により建立されたという。

「理・美容、化粧品、カツラ業界の関係者から崇敬を集めています。毎年4月と11月の御大祭日には『髪供養』に全国から理・美容関係者が訪れ、薄毛に悩み、危機感を持つ方も多く来られます」(児玉喜照・社主)

 奉納された櫛形の絵馬には、薄毛をネタにする芸能人・お笑いタレントらの名前が書かれたものが多数。〈植えた髪以外も元気で〉〈さすがに僕は手遅れですよね〉というギャグとも本気ともつかぬ文言もあった。

※週刊ポスト2020年1月3・10日号

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