新年一般参賀で、どこか疲れたような表情を浮かべられていた眞子さま(1月2日、撮影/田中麻以)

「圭さんの祖母のもとへ『佳代さんの代理人』を名乗る男性から、連絡が入りました。“祖父が亡くなったのなら、本来は父親がその遺産を相続するはずだが、すでに父親も他界している。ならば、孫である圭に遺産を相続する権利があるから交渉したい”というものだったそうです。

 相続に関する話し合いは、祖母と敏勝さんの弟(圭さんの叔父)、そして佳代さんの代理人男性の3人によって進められ、圭さんが相当額の現金を相続することになったそうです。気丈で明るかった祖母も、夫と息子の死から約1年後、自ら命を絶ったと聞いています」(前出・小室家の知人)

 それから時が過ぎ、小室さんと眞子さまの婚約内定が発表されたのは2017年5月だ。

「小室さんは1度だけ、遠い親戚である小室本家関係者の集まりに姿を見せ、結婚の話をしていました。しかし、その後は一切音沙汰がありません。一昨年は、敏勝さんの十七回忌にあたりましたが、法要も行っていないようです」(小室家の親族の1人)

 秋篠宮さまは昨年11月の誕生日会見で、結婚行事の延期から今年2月で2年が経つことを踏まえ、《昨年(2018年)の2月に今の気持ちというのを発表しているわけですので、何らかのことは発表する必要があると私は思っております》とお考えを表明された。小室さんの結婚の意志が固いのであれば、次の発表では、より具体的に踏み込んだ内容が必要だろう。金銭トラブルの解決とともに、結納の「使者」の人選も欠かせない。

 小室さんの自宅マンションからそう遠くない神奈川県内に、その鍵を握る人物が住んでいる。敏勝さんの弟である。小室さんにとっては、使者の有力候補である叔父に当たる。

 本誌・女性セブンは昨年末のある日、小室さんの叔父を訪ねた。小室さんの結婚について話を聞こうとすると、こう困惑した様子で答えた。

「お話しすることはないんです。もうずっと前から(小室さんと佳代さんとは)交流がまったくありませんし、お会いすることもないんです」

 叔父は、前述の小室本家での親族の集まりにもおらず、小室さんの父が亡くなって以来、母子とはまったくの断絶関係にあるようで、「交流がない」を繰り返すのみだった。

 結婚を進めるのであれば、皇室の結婚儀式のプロセスは無視できるものではない。時代にそぐわないのかもしれないが、どうしてもその過程では「家と家の関係」がクローズアップされるのは避けられない。眞子さまにとって、小室家の断絶事情も、結婚の低くないハードルになるかもしれない。

※女性セブン2020年1月16・23日号

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