●旅立ったミスタードラゴンズの若かりし姿
高木守道(中日)、1966年/西沢道夫監督が見守る中、愛知県体育館での合同自主トレでマット運動に勤しむ。1月17日、急性心不全のため死去。
●勝負の世界を生き抜くための強靭な精神はここで鍛え上げた?
新井貴浩(阪神)、2009年/鹿児島・最福寺での護摩行は金本知憲の誘いで2004年から始め、引退まで続けた。解説者に転身した昨年夏にも行なったという。
●凍える波の上で体幹トレーニング
武田翔太(ソフトバンク)、2013年/余計な力を抜いて体の軸を使って動く練習として、サーフボードに立って両手でパドルをこぐ「スタンドアップパドルボード」に挑戦。
●関本が坪井に決めた必殺「腕ひしぎ十字固め」
関本賢太郎(阪神)・坪井智哉(日本ハム)、2008年/心肺機能を高め、瞬発力を向上させるため、K-1戦士ニコラス・ペタスの指導で格闘トレに励む。この年、関本は自己最高の136試合出場。
●日本記録アスリートも苦笑い
大累進(巨人)、2013年/1990年代に短距離界を引っ張った伊東浩司氏の紹介で、陸上女子100メートル、200メートルの日本記録保持者である福島千里と30メートル走で競い、大累が勝利。
●野球と陶芸の意外な接点
石毛宏典(西武)、1990年/集中力を養うため、岐阜県の「美濃焼」作りに挑戦。“陶磁トレ”は恒例行事になっていたが、1995年のダイエー移籍とともに消滅。
◆取材・文/岡野誠
※週刊ポスト2020年2月7日号