芸能

井上真央に加藤茶夫妻も、創価学会系雑誌に登場の理由

井上真央が創価学会系の雑誌に登場(Imaginechina/時事通信フォト)

 滅多に取材を受けることのない人気タレントたちが、立て続けに“ある関連の雑誌”に登場している。まず2016年に事務所移籍後、メディア取材を受けることがほとんどなかった女優の井上真央(33)が、月刊誌『灯台』1月号(1月1日発行)に登場。出演映画『カツベン!』のエピソードを語りつつ、「『灯台』創刊58周年、おめでとうございます!」とのメッセージを寄せた。

 続いて雑誌取材を受けないことで知られる加藤茶(76)が、妻の綾菜(31)とともに『ワールドセイキョウ』春号(1月26日発行)でロングインタビューに応えた。

 この2つの雑誌は、いずれも創価学会が関係している。

「『灯台』は第三文明社、『ワールドセイキョウ』は聖教新聞社の発行で、いずれも学会系の雑誌です。井上さんは公言こそしていないものの母親が母子とも学会員だと週刊誌の取材に認めていますし、加藤さんはこのインタビューで〈ある時、『私、学会員なんです』と彼女から打ち明けられ、そこで『実は僕も』〉というやり取りがあったと明かしている。学会系メディアだからこそ、彼らは出たんです」(学会関係者)

 学会で芸術部などの役職を持たないタレントが学会員であることを公言するのは「組織利用」だという声が学会内にあり、これまでは学会系メディアに出ること自体、少なかった。『宗教問題』編集長の小川寛大氏はこう分析する。

「信者の世代交代に合わせて、学会は信仰の強化より社会に溶け込もうと内外にアピールする姿が目立ちます。揃って学会信者のナイツがテレビ番組(日本テレビ系『誰だって波瀾爆笑』)で母校の創価大学を案内したのも、創価大学の箱根駅伝であえて学会色を抑えた応援に終始したのもその表われ。こうした世俗化路線は今後ますます進んでいくのではないか」

※週刊ポスト2020年2月14日号

関連記事

トピックス

ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
渡邊渚さん(撮影/藤本和典)
「私にとっての2025年の漢字は『出』です」 渡邊渚さんが綴る「新しい年にチャレンジしたこと」
NEWSポストセブン
ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
実力もファンサービスも超一流
【密着グラフ】新大関・安青錦、冬巡業ではファンサービスも超一流「今は自分がやるべきことをしっかり集中してやりたい」史上最速横綱の偉業に向けて勝負の1年
週刊ポスト
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン
12月30日『レコード大賞』が放送される(インスタグラムより)
《度重なる限界説》レコード大賞、「大みそか→30日」への放送日移動から20年間踏み留まっている本質的な理由 
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン