国内

コロナ騒動でどこもかしこも無観客、物寂しい現場の様子

無人スタンドを背に…(時事通信フォト)

 これは草野球じゃなくて観客のいないプロ野球。そして歓声の聞こえない競馬場、ファンの黄色い声の飛ばないホールで行われたファッションショー。なんとも異様な物寂しいイベントが行われた週末。

 安倍晋三首相は「多数のかたが集まるような全国的なスポーツ、文化イベントは大規模感染リスクがある」との認識を示し、当面の間、野球などスポーツの試合や、コンサートやイベントを延期・中止を要請。その結果、無観客でイベントを開催する動きが相次いでいる。

 イベントを楽しみにしていた人にとってはなんとも迷惑なこの“新型コロナ騒動”。果たしていつまで続くのか。

◆プロ野球

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、プロ野球オープン戦は無観客のなか試合が行われた(写真は2月29日ナゴヤドーム 中日-広島)。オープン戦が無観客で行われるのは史上初。

◆東京ディズニーランド・東京ディズニーシー

 3月15日まで臨時休園が発表された東京ディズニーランドと東京ディズニーシー。週末にもかかわらずこんなに閑散としているのを見たことはあるだろうか!?

◆阪神競馬

東京ディズニーランドと東京ディズニーシーも3月15日まで臨時休園する(写真は東京ディズニーシー)

 無人スタンドを背に口取りをする1着馬(2月29日阪神競馬場)。場内には、馬のひづめの音や騎手のむちの音が普段よりも響いていたという。

◆バレーボール V1リーグ

 男子バレーボール1部プレーオフ決勝はファンの声援がないなかでの開催(2月29日高崎アリーナ)。3月8日まで予定していた2部は打ち切りとなり、東京五輪を控える男女日本代表の海外遠征も国内合宿に変更された。

◆東京ガールズコレクション2020

チケットは払い戻し、無観客での開催に(時事通信フォト)

 30回目を迎えた国内最大級のファッションイベントTGC(東京ガールズコレクション)は、約3万人の来場者を見込んでいたがチケットは払い戻し、無観客での開催に。イベントの模様は公式SNSで生中継され、登場した約100人のモデルはカメラに向かってポージングを行っていた。(2月29日 東京・代々木第一体育館)

◆東京マラソン2020

一般参加者の出場はとりやめに(時事通信フォト)

 約3万人の一般参加者の出場を取りやめ、オリンピック代表選手にかかわるトップ選手約200人で行われた東京マラソン(3月 1日)。例年沿道観戦者は100万人が詰めかけるが、今年は約7万2000人にとどまった。

◆ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

USJも臨時休園(撮影/杉原照夫)

 毎年1000万人以上の人が来場するユニバーサル・スタジオ・ジャパンも臨時休園に(3月15日まで )。人で賑わうテーマパークは一体いつ戻ってくるのか…。

※女性セブン2020年3月19日号

関連記事

トピックス

盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
「『逃げも隠れもしない』と話しています」地元・伊東市で動揺広がる“学歴詐称疑惑” 田久保真紀市長は支援者に“謝罪行脚”か《問い合わせ200件超で市役所パンク》
NEWSポストセブン
佐々木希と渡部建
《六本木ヒルズ・多目的トイレ5年後の現在》佐々木希が覚悟の不倫振り返り…“復活”目前の渡部建が世間を震撼させた“現場”の動線
NEWSポストセブン
モサドの次なる標的とは(右はモサド長官のダビデ・バルネア氏、左はネタニヤフ首相/共同通信社)
イスラエルの対イラン「ライジング・ライオン作戦」を成功させた“世界最強諜報機関”モサドのベールに包まれた業務 イラン防諜部隊のトップ以下20人を二重スパイにした実績も
週刊ポスト
東川千愛礼(ちあら・19)さんの知人らからあがる悲しみの声。安藤陸人容疑者(20)の動機はまだわからないままだ
「『20歳になったらまた会おうね』って約束したのに…」“活発で愛される女性”だった東川千愛礼さんの“変わらぬ人物像”と安藤陸人容疑者の「異変」《豊田市19歳女性殺害》
NEWSポストセブン
児童盗撮で逮捕された森山勇二容疑者(左)と小瀬村史也容疑者(右)
《児童盗撮で逮捕された教師グループ》虚飾の仮面に隠された素顔「両親は教師の真面目な一家」「主犯格は大地主の名家に婿養子」
女性セブン
組織が割れかねない“内紛”の火種(八角理事長)
《白鵬が去って「一強体制」と思いきや…》八角理事長にまさかの落選危機 定年延長案に相撲協会内で反発広がり、理事長選で“クーデター”も
週刊ポスト
たつき諒著『私が見た未来 完全版』と角氏
《7月5日大災害説に気象庁もデマ認定》太陽フレア最大化、ポピ族の隕石予言まで…オカルト研究家が強調する“その日”の冷静な過ごし方「ぜひ、予言が外れる選択肢を残してほしい」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で、あられもない姿をする女性インフルエンサーが現れた(Xより)
《万博会場で赤い下着で迷惑行為か》「セクシーポーズのカンガルー、発見っ」女性インフルエンサーの行為が世界中に発信 協会は「投稿を認識していない」
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
《東洋大学に“そんなことある?”を問い合わせた結果》学歴詐称疑惑の田久保眞紀・伊東市長「除籍であることが判明」会見にツッコミ続出〈除籍されたのかわからないの?〉
NEWSポストセブン
愛知県豊田市の19歳女性を殺害したとして逮捕された安藤陸人容疑者(20)
事件の“断末魔”、殴打された痕跡、部屋中に血痕…“自慢の恋人”東川千愛礼さん(19)を襲った安藤陸人容疑者の「強烈な殺意」【豊田市19歳刺殺事件】
NEWSポストセブン