芸能

アイドル熱愛でファンがアンチ化する心理、香山リカ氏解説

“ホストの囁き”と似た効果も?(イラスト/白ふくろう舎)

 令和初の冬は芸能ニュースが花盛り。昨年11月の嵐・二宮和也(36才)の電撃結婚発表に始まって、今年もまだ3か月しか経っていないのに櫻井翔(38才)のベトナム婚前旅行のスクープ、東出昌大(32才)と唐田えりか(22才)の不倫、韓国ではチャンミン(東方神起・32才)の熱愛、ヒチョル(SUPER JUNIOR・36才)とモモ(TWICE・23才)の熱愛発覚、チェン(EXO・27才)の結婚など、出るわ出るわ。そのたびにファンの心はかき乱されてる…つらっ! そこで、ニノファン歴15年の女性セブンの記者・よし子が、熱愛スクープに振り回されないための方法を専門家に聞きました。

【プロフィール】
精神科医・香山リカさん/精神科医・立教大学現代心理学部映像身体学科教授。専門は精神病理学。豊富な臨床経験を生かした毎日新聞の長期連載コラムやエッセイなどの著書多数。近著は『オジサンはなぜカン違いするのか』(廣済堂出版)。

女性セブン記者・よし子/記者歴30年の52才。会社員の夫と大学生の息子との3人暮らし。趣味は嵐の追っかけと飲酒。座右の銘は、「転んでもただでは起きぬ」。

よし子:香山先生、私、深夜にSNSでニノの悪口を読んで、「いいね!」とか押したくなるんですが、こんなふうにファンがアンチ化してしまうのはどういう心理なのですか?

香山:自己責任で好きになったわけで、二宮さんの結婚でプライドが傷ついていても、費やした時間やお金は誰も補償してくれないのはわかっている。ですが、人はそういう状況になると、傷つけられたものを取り戻したい気持ちで、必要以上に傷つけられたと感じたり、その人に執着してしまうんです。

 時間が経てば、ある程度は落ち着きますから、SNSに悪口を書き込むとか、事務所に押しかけていくとか、極端な行動に走るのはやめた方がいいですね。冷静になったときに後悔する結果になるので。ところで、同じ二宮さんファンのお友達と慰め合ったりはしないのですか?

関連記事

トピックス

防犯カメラが捉えた緊迫の一幕とは──
「服のはだけた女性がビクビクと痙攣して…」防犯カメラが捉えた“両手ナイフ男”の逮捕劇と、〈浜松一飲めるガールズバー〉から失われた日常【浜松市ガールズバー店員刺殺】
NEWSポストセブン
第一子となる長女が誕生した大谷翔平と真美子さん
《左耳に2つのピアスが》地元メディアが「真美子さん」のディープフェイク映像を公開、大谷は「妻の露出に気を使う」スタンス…関係者は「驚きました」
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(27)と伊藤凛さん(26)は、ものの数分間のうちに刺殺されたとされている(飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
「ギャー!!と悲鳴が…」「血のついた黒い服の切れ端がたくさん…」常連客の山下市郎容疑者が“ククリナイフ”で深夜のバーを襲撃《浜松市ガールズバー店員刺殺》
NEWSポストセブン
和久井学被告と、当時25歳だった元キャバクラ店経営者の女性・Aさん
【新宿タワマン殺人・初公判】「オフ会でBBQ、2人でお台場デートにも…」和久井学被告の弁護人が主張した25歳被害女性の「振る舞い」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(Instagramより)
《愛するネコは無事発見》遠野なぎこが明かしていた「冷房嫌い」 夏でもヒートテックで「眠っている間に脱水症状」も 【遺体の身元確認中】
NEWSポストセブン
大谷翔平がこだわる回転効率とは何か(時事通信フォト)
《メジャー自己最速164キロ記録》大谷翔平が重視する“回転効率”とは何か? 今永昇太や佐々木朗希とも違う“打ちにくい球”の正体 肩やヒジへの負担を懸念する声も
週刊ポスト
『凡夫 寺島知裕。「BUBKA」を作った男』(清談社Publico)を執筆した作家・樋口毅宏氏
「元部下として本にした。それ自体が罪滅ぼしなんです」…雑誌『BUBKA』を生み出した男の「モラハラ・セクハラ」まみれの“負の爪痕”
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
「佳子さまは大学院で学位取得」とブラジル大手通信社が“学歴デマ報道”  宮内庁は「全報道への対応は困難。訂正は求めていません」と回答
NEWSポストセブン
米田
「元祖二刀流」の米田哲也氏が大谷翔平の打撃を「乗っているよな」と評す 缶チューハイ万引き逮捕後初告白で「巨人に移籍していれば投手本塁打数は歴代1位だった」と語る
NEWSポストセブン
花田優一が語った福田典子アナへの“熱い愛”
《福田典子アナへの“熱い愛”を直撃》花田優一が語った新恋人との生活と再婚の可能性「お互いのリズムで足並みを揃えながら、寄り添って進んでいこうと思います」
週刊ポスト
生成AIを用いた佳子さまの動画が拡散されている(時事通信フォト)
「佳子さまの水着姿」「佳子さまダンス」…拡散する生成AI“ディープフェイク”に宮内庁は「必要に応じて警察庁を始めとする関係省庁等と対応を行う」
NEWSポストセブン
まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト