検査結果を受けての降圧剤の服用【Q3】については、収縮期血圧(上)で「140以上」が30%だった。ただし、もっとも多かったのは「数値だけでは判断しない」の40%だ。
「医学的に認められた基準値だから。もちろん生活習慣を改善できれば降圧剤を飲まなくても済むのですが、実際には(習慣改善は)難しい」(柴田内科・消化器科クリニック院長の柴田実医師)
同様に、「140以上で飲む」と答えたナビタスクリニック川崎の谷本哲也医師はこう付け加えた。
「数値だけで考えてはダメで、体重や年齢、食事や運動習慣などを調べなければわからない。私は40代なので140で飲むが、もっと高齢だったら変わってくる」
※週刊ポスト2020年3月27日号