一方、松本潤さん(36才)らは、一度受けた仕事を反古にするわけにはいかないのではないかと、活動休止の時期をずらす提案を受け入れる考えだとか。五輪ナビゲーターという大役を果たすために活動続行も視野に入れるメンバーとそうでないメンバー、なんとも悩ましい多数決になってしまう。とはいえ、嵐は誰か1人でも反対したり欠けたらやらないという絶対ルールもある。こう着状態です」(前出・別の芸能関係者)
それでは、現実的な問題として、来年7月に開幕する東京五輪はどうするのか。
「嵐は活動休止するけれど、それぞれのメンバー個人の活動はタレントや歌手、俳優として続いていく。嵐というグループではなく、個人としてナビゲーターを続けていくのはまったく問題ないはずです。大野さんだけは来年以降、まったく芸能活動のスケジュールを入れていないと聞きますが、彼も五輪関連だけは活動するという選択肢はあり得ます」(民放関係者)
活動休止するか延長するか、それを左右するもう1つの一大イベントがある。
「5月のGW後に予定されている新国立競技場でのコンサートが挙行できるかどうかが、運命の分かれ目です。
現在は新型コロナ流行の動向を見守っている最中で、開催できるかどうかは不透明。もし決行できればファンの前でお礼の言葉を届けられますから、年内休止は既定路線でしょう。しかし、中止となれば、ファンもすっきりしないし、何よりメンバーも悔いが残るのではないか。嵐は何かある度、5人で乗りこえてきた。いま、ファンはドキュメンタリーの握手のシーンに“何か”を感じています。一時、“肩組み拒否”などが囁かれた松本さんと二宮和也さんの握手に“活動続行”を期待してしまうのです」(前出・別の芸能関係者)
どちらを選んでも、それが嵐の正解となるはずだ。
※女性セブン2020年4月16日号