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2020.04.08 11:00  週刊ポスト

志村けんさん、登場するだけで「オチ」になる異質な存在だった

 ゲスト歌手として『全員集合』に何度も出演した小林幸子もまた、志村のコントに対するストイックな姿勢に感銘を受けたという。

「舞台の外では控えめで、何かと声をかけてくださる優しい方でしたが、いざリハーサルが始まると、一瞬で張り詰めた空気になるんです。一言一言にこだわり、命がけで演じている。根っこは役者さんなんです。志村さんは、『一流の芝居ができなければ、コントはできない』という思いが強かった。実際、シリアスな芝居も上手でしたから」

 志村はかつて本誌・週刊ポストのインタビュー(2016年8月5日号)でこう語っている。

〈頭の中、お笑いだけだから(中略)。アイデアが煮詰まった時、あまりにも胃が痛いから医者に行ったら、『胃潰瘍です。胃に穴が6つあります』だって〉

〈職業病ですね。家で映画のDVDを観ていても、『これは!』と思ったら、一時停止ボタンを押したり、巻き戻してスローにして見直したりしちゃう〉

◆「そっちに全員集合したら」

 一時代を築いた『全員集合』は、1985年9月28日、16年の歴史に幕を閉じた。子供部屋の存在が当たり前になり、テレビが家族のものから個人のものに変化していくなかで、番組は“役割”を終えたのかもしれない。

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