李大根氏が韓国と日本の経済について話した
「サムスンの成長要因については、サムスンが日本と非常に近い関係にあったことが大きかったと分析しています。創業者のイ・ビョンチョル氏は日本のことが大好きでした。必ず年末年始には訪日し、経団連(日本経済団体連合会)の要人と会うなど日本経済の研究を怠らなかった。常に日本経済、日本的経営を学んでいた。サムスン社内には『日本に学べ』という座右の銘を掲げていたほどでした。
政治と経済をどう繋げるかを、彼は日本の経団連を参考にしていました。そして韓国で全経連(全国経済人連合会)を作って会長に就任した。その手法の多くは日本式だったのです」
※赤石晋一郎著『韓国人、韓国を叱る』(小学館新書)より抜粋