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2020.04.14 16:00  NEWSポストセブン

2010年M-1決勝、スリムクラブを泣かせた笑い飯の一言

スリムクラブを評価するミッキー

 そのひーぷーとかつて漫才コンビを組んでいたミッキーもこう感嘆する。

「普通、漫才をやってたら、あの間はないと思いますよ。あんなに黙るって、できない。あんなに待ったら、普通は、もう何も言えなくなります。言うタイミングがわからなくなると思う。えっ、次、どこで言えばいい? って」

 1本目を終え、審査員が得点を発表する段となった。「94」「91」「88」「91」「93」と高得点が続いた。そして6番目の松本人志は「96」と、7人の審査員の中でもっとも高く評価した。それを見て、真栄田の目が潤んだ。

「大好きな、一番尊敬する人にもらった点なので」

◆「いつまでも内間と漫才をしてたい」

 M-1は上位3組が最終決戦に進出する。スリムクラブは、そこまで断トツとなるトータル644点を叩き出した。3組目だったのであと6組残っていたが、十中八九、最終決戦でもう1本ネタを披露しなければならない立場に立たされた。

 ところが、予選は1本のネタで通してきたため、2本目がなかった。1位の暫定順位席に座った真栄田は、思わず内間の手を握りしめていた。

「それを見て、横のジャルジャルが笑ってましたね。でも、そのときのおれは必死だったので、そうして、落ち着け、落ち着け、って。2本目用に未完だったネタをその場で作り直してたんですよ。あれをやって、これをやって、あそこでおれがこう言うから、おまえはこう返せ、って。絶対大丈夫だからな、っていう感じでしたね。でも2本目は、今日は受け入れられてるなっていう感覚があったので1本目の時のような恐怖感はありませんでした」

 2本目もスリムクラブは会場を大きく揺さぶり、最大級のうねりを起こした。真栄田は客がウケると膝を浅く折る癖があるのだが、2本目も何度も足をくの字にしていた。2本目のネタを終え、袖に隠れた時点で真栄田は涙ぐんでいた。

「十分、やり切ったので。よかった、よかった、今日は、これから内間と飲みに行こう、って。もちろん、六本木ですよ」

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