●『デリー』の「カシミールカレー」(1020円・税込み)
昔ながらの小麦粉カレーから、本場顔負けの南インド料理まで、日本はカレー天国。そこにあって、1956(昭和31)年に東京・湯島で開業した「デリー」は今もトップクラスのおいしさを守り続けている。
人気のカシミールカレーは、辛い。しかし絶妙にうまい。クミンとコリアンダーと塩で下味をつけ焼いた鶏のもも肉と、17種類ほどの香辛料を使ったさらさらのソースの組み合わせ。「じんわりと辛さが広がっていくのがおいしさ、と思って作っています」。銀座や六本木の店も統括する料理長の佐々木康平さんは言う。メニュー豊富な同店こそカレー好きの天国だ。
・住所:東京都文京区湯島3-42-2
・営業時間:11時50分~21時30分(L.O.)
・休:無休(年末年始をのぞく)
※メニューにあるカレーは営業時間中ならすべてテイクアウト可能(店内と同一料金)
(※注)営業時間は通常の場合です。時期によって変更になっている場合がありますので、詳しくは各店舗にお問い合わせください。
撮影■岩本 朗、河野公俊 取材・文■小川フミオ
※週刊ポスト2020年4月24日号