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Amazonもアダルト見放題参入 コロナで動画サブスク普及か

巣ごもりで特需が発生中

 コロナウイルス感染拡大防止のためあらゆる業界が対応を強いられているが、それは性産業も例外ではない。表立って報じられることはないが、アダルト業界は他業種の先を行く形で視聴者、そしてスタッフのために動いていた。大手メーカー・SOD株式会社の宣伝担当はいう。

「3月13日に約200本を無料視聴できるキャンペーンを発表しました。反響はすさまじく、すぐに数万以上のアクセスが殺到、約1時間でサーバーがダウンする事態に陥りました」

 また業界関係者によると、ほとんどのメーカーが3月初頭から撮影現場では検温体調管理を徹底してきたものの、緊急事態宣言以降は撮影自体を延期や中止としており、再開の目処は立ってないという。そしてアダルト業界を取り巻く大きな変化の1つが、「見放題サイト」への加入者の増加だ。AV評論家の尾谷幸憲氏が解説する。

「大手配信サイト『FANZA』の見放題チャンネルや『X-city』も会員数を増やしています。またネット流通の雄、アマゾンが4月末から1か月、990円でAVを5万本見放題にする『H-NEXT』の販売を始めると発表しました。これは米国の動画配信最大手ネットフリックス等と同様のサブスクリプション(定額見放題)と呼ばれる方式です。

 日本ではすでに同様の方法で『U-NEXT』が成功を収めており、かつて“ビデオ戦争”と呼ばれVHSが爆発的に普及したように、大手企業の参入で動画のサブスクが一気に普及すると言われています」

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