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2020.04.26 16:00  週刊ポスト

貫地谷しほり 30代を迎えてから仕事との向き合い方に変化

演技も私生活も円熟を迎えた朝ドラ女優

 カットの声が響くと、即座にモニターの前に行き、真剣な表情で演技を確認する。張りつめた空気の中、貫地谷しほり(34)はドラマの撮影に挑んでいた。主演ドラマ『ディア・ペイシェント~絆のカルテ~』(放送日未定・NHK)では、悪質なクレーマー患者に悩まされながらも成長していく内科医を演じる。

「本当にこんな酷い患者さんがいるのかなって思うシーンがいくつもあるんです。でも医療監修の先生は『いいですねー、こういう人います』とおっしゃるので、もうびっくり(笑い)。日々、医療現場の過酷さを感じています」

 芸能界に入ったきっかけは、スカウトだった。当時中学生だった貫地谷は、歌手と女優の違いさえわからなかったと話す。

「仕事を始めてからドラマを見るようになったくらい、芸能界に疎かったんですよ。小柄だからモデルは無理だし歌も歌えないけど、女優なら努力すればなれるかもしれないと、消去法で決めた感じで(笑い)。甘い考えでしたね」

 気さくに笑顔で話しながらも凛とした空気をまとい、女優としての揺るぎない自信と意志の強さを感じさせる。だが、昔からそうだったわけではない。自らを「勉強や運動が特別できたわけでもなくて、人に褒められることがない子だった」と振り返る。

「初めて褒められたのがお芝居だったんです。伊藤正次演劇研究所(現:Ito M studio)でお芝居を学んでいた高校生の頃、伊藤先生から『演技は大丈夫。それよりも女優になるんだから、下を見ずに人にどう顔を見せるかを考えなさい』と言っていただいた。褒められたと思った私は嬉しくて、そこから私にもできるかもしれないと自信を持てるようになったんです」

真摯に患者と向き合う医師を演じる

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