この作品は「俳優・木村拓哉」「座長・木村拓哉」のキャリアや貫禄、さらには、大人になった木村クンだからこその、いい意味での“こなれ方”のなせるワザだったなと。
これから『BG~身辺警護人~』の第2弾が同局でスタートしますが、すでに当たり前に見られる「パパ役」も、最初は『アイムホーム』だった。もしかしたら、フジテレビやTBSのドラマ班の皆さんには提案できなかった企画であり、役どころだったのかもしれず‥‥。
その意味でも、テレビ朝日とのタッグというのは、木村クンの役者としての幅をさらに広げるきっかけになったのかもしれないと思っています。
◆構成/山田美保子
『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!』(メ~テレ)、『アップ!』(同)、『バイキング』(フジテレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。
※女性セブン2020年5月7・14日号