ビジネス

『どうぶつの森』が大ヒット、同時期発売ビッグタイトルとの差は

『あつ森』人気のヒミツとは!?(C)2020 Nintendo

 発売3週間で約300万本の売り上げを達成(ファミ通調べ)した、大流行中のNintendo Switch向けゲームソフト『あつまれ どうぶつの森』(通称『あつ森』)。実はこのゲーム、子供だけでなく大人も夢中になる要素がたくさんだ。

 魚釣りや虫捕り、ガーデニングなどスローライフを楽しむゲーム『どうぶつの森』。2001年の第1作発売以降、大人気のシリーズだが、今作の売れ行きはいままで以上だ。ヒットの理由をゲーム総合誌『週刊ファミ通』編集人/ファミ通グループ代表の林克彦氏はこう分析する。

「シリーズ自体のファンが多いことに加えて、今作は初のスイッチ用ソフト。ご家庭のリビングに置かれていることが多いゲーム機なので、発売前から“次のどうぶつの森は、家族みんなで遊べそう”という雰囲気ができていたのが大きいのではないでしょうか」(林さん・以下同)

 新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛要請にともなう、ゲーム業界自体の家ごもり需要もある。

「実は『あつ森』と同時期に大きいタイトルが複数発売されているのですが、どれも売れ行き好調です。なかでも『あつ森』が飛び抜けている理由は、“平和さ”。争ったり戦ったりすることなく、まったり楽しめる。さらに今作は最大8人まで通信プレー可能。友達の島に行って果物を交換したり、チャットで話したり。現実世界で人と会いづらいご時世なので、ゲーム上で簡単なコミュニケーションを取れるのは、すごくいいですよね」

 いままでゲームをやったことがない人でも楽しめる?

「簡単な操作ばかりなので大丈夫です。ゲーム内に細かい目的がたくさん設定されているので、自由すぎて何をしたらいいかわからないということもありません。現在、スイッチの品切れが続いているのですが、ご家族やお知り合いがスイッチを持っているのであれば、ぜひ一緒に遊んでみてください」

 街を作ったり、おしゃれを楽しんだり、友人と通信したり…自由な遊び方が魅力の『あつ森』。初心者の皆様に『向けて、代表的な楽しみ方をいくつか紹介する。

関連記事

トピックス

奈良公園で盗撮したのではないかと問題視されている写真(左)と、盗撮トラブルで“写真撮影禁止”を決断したある有名神社(左・SNSより、右・公式SNSより)
《観光地で相次ぐ“盗撮”問題》奈良・シカの次は大阪・今宮戎神社 “福娘盗撮トラブル”に苦渋の「敷地内で人物の撮影一切禁止」を決断 神社側は「ご奉仕行為の妨げとなる」
NEWSポストセブン
“凡ちゃん”こと大木凡人(ぼんど)さんにインタビュー
《“手術中に亡くなるかも”から10年》79歳になった大木凡人さん 映画にも悪役で出演「求められるのは嬉しいこと」芸歴50年超の現役司会者の現在
NEWSポストセブン
花の井役を演じる小芝風花(NHKホームページより)
“清純派女優”小芝風花が大河『べらぼう』で“妖艶な遊女”役を好演 中国在住の実父に「異国まで届く評判」聞いた
NEWSポストセブン
第一子を出産した真美子さんと大谷
《デコピンと「ゆったり服」でお出かけ》真美子さん、大谷翔平が明かした「病院通い」に心配の声も…出産直前に見られていた「ポルシェで元気そうな外出」
NEWSポストセブン
2000年代からテレビや雑誌の辛口ファッションチェックで広く知られるようになったドン小西さん
《今夏の再婚を告白》デザイナー・ドン小西さんが選んだお相手は元妻「今年70になります」「やっぱり中身だなあ」
NEWSポストセブン
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
「王子と寝ろ」突然のバス事故で“余命4日”ののち命を絶った女性…告発していた“エプスタイン事件”【11歳を含む未成年者250名以上が被害に】
NEWSポストセブン
世界中を旅するロリィタモデルの夕霧わかなさん。身長は133センチ
「毎朝起きると服が血まみれに…」身長133センチのロリィタモデル・夕霧わかな(25)が明かした“アトピーの苦悩”、「両親は可哀想と写真を残していない」オシャレを諦めた過去
NEWSポストセブン
キャンパスライフをスタートされた悠仁さま
《5000字超えの意見書が…》悠仁さまが通う筑波大で警備強化、出入り口封鎖も 一般学生からは「厳しすぎて不便」との声
週刊ポスト
事実上の戦力外となった前田健太(時事通信フォト)
《あなたとの旅はエキサイティングだった》戦力外の前田健太投手、元女性アナの年上妻と別居生活 すでに帰国の「惜別SNS英文」の意味深
NEWSポストセブン
エライザちゃんと両親。Facebookには「どうか、みんな、ベイビーを強く抱きしめ、側から離れないでくれ。この悲しみは耐えられない」と綴っている(SNSより)
「この悲しみは耐えられない」生後7か月の赤ちゃんを愛犬・ピットブルが咬殺 議論を呼ぶ“スイッチが入ると相手が死ぬまで離さない”危険性【米国で悲劇、国内の規制は?】
NEWSポストセブン
1992年にデビューし、アイドルグループ「みるく」のメンバーとして活躍したそめやゆきこさん
《熱湯風呂に9回入湯》元アイドル・そめやゆきこ「初海外の現地でセクシー写真集を撮ると言われて…」両親に勘当され抱え続けた“トラウマ”の過去
NEWSポストセブン
左:激太り後の水原被告、右:
【激太りの近況】水原一平氏が収監延期で滞在続ける「家賃2400ドル新居」での“優雅な生活”「テスラに乗り、2匹の愛犬とともに」
NEWSポストセブン