芸能

優勝者が語る『アタック25』で重要なパネルの駆け引き

「アタックチャ~ンス」で一発逆転

 今なお「クイズ番組長寿記録」を更新中なのが、4人の解答者で25枚のパネルをオセロのように奪い合う『パネルクイズ アタック25』(テレビ朝日系、1975年~、最高視聴率は関西地区で24.2%)だ。

「正解を連発しているのに有利な『角』をなかなか取れなかったり、逆にほとんど解答ボタンを押さないのにここぞの場面で正解して『角』を取って、あっという間にパネルを自分の色に変えていく人もいる。その攻防に毎回目が離せない」(58・会社員)

 20枚のパネルが埋まったところで訪れるのが「アタックチャンス」。

 番組初期から36年間司会を務めた児玉清が拳を握って言う「アタックチャ~ンス!」は、いまだにモノマネ芸の定番となっている。

 経済ジャーナリストの水野文也氏は2回出場(1983年と1999年)し、2回目で優勝を勝ち取った。

「パネルの取り方も重要なので、“ここで答えてしまうと角が取れなくなる”という場面では、答えがわかってもあえてボタンを押さずにスルーすることもあります。1度目の時は、アタックチャンスの早押しでボタンを押し負けて敗戦が決まってしまった。『思い出が駆け巡る様子を照明器具にたとえ、何のように過ぎると言うでしょう?』という最終問題に『走馬灯』と答えて正解した後、司会の児玉清さんに『最後の問題を答えた水野さん、今日の戦いが走馬灯のように過ぎたのでしょうか』と言われたことが鮮明に記憶に残っています。こうした児玉さんの名調子も人気の理由だったんでしょうね」(水野氏)

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