5月27日に発売されるオリジナル・サウンドトラックの発売元であるキングレコードのディレクター、渡菜保子さんも人気ぶりに驚きの声をあげる。
「すでに通常のサントラCDの10倍以上の反響です。韓国ドラマのメイン視聴者層の40~60代に加え、10~20代の若い世代の予約も多い」
芸能界にも中毒者が続出している。黒柳徹子(86才)が自身のインスタグラムで「最近の韓国ドラマ、面白いわね」と本作をイッキ見したことを明かせば、テリー伊藤(70才)や藤田ニコル(22才)が大ファンと公言。三代目 J SOUL BROTHERSの岩田剛典(31才)は「やばいですよ、ボロボロ泣いて。とにかくキュンキュンします」と絶賛した。
本作で特筆すべきは、ハマっているのが従来の「韓流ファン」にとどまらないことだ。『K-POPがアジアを制覇する』(原書房)の著者でライターの西森路代さんが指摘する。
「Netflixの画面にランキング1位と出たので軽い気持ちで視聴ボタンを押したら、次から次へと気になる出来事が起こってやめられなくなったという声をよく聞きます。韓国ドラマは食わず嫌いだったけどたまたま見てみたら、想像以上に面白かったという人が多いようです。
また韓国作品といえば、アカデミー賞で作品賞を獲得した映画『パラサイト』が記憶に新しい。韓国が作るエンタメ作品への期待が高まっている気運も大きいように思います」
※女性セブン2020年6月4日号