密集を避ける対策は営業中も行われていくと予想しています。現在普及している各台パーソナル計数システムは、ホールスタッフさんの負担を減らすだけではなく、人との接触を減らす有効的な手段ですので、お客さんにも大きな安心感が得られると思います。個人的な意見ですが、玉やメダルが汚れていて手が真っ黒になりやすいホールからは自然と足が遠のきやすくなりますしね。
さらに営業再開しているホールの一部では、1台置きに台を停止する密集対策を試験的に行っています。
今までは「台数の多さ」「豊富な機種ラインナップ・遊戯レート」を売りにしている大型ホールが多数ありましたが、今後は真逆となり「1台1台の間隔の広さ」「設置台数少数で広々!」「密接の心配なし!」なんてキャッチコピーが登場する日が来るかもしれません。
また、元々、エアリフレッシャー装置の設置や空気の循環機能に力を入れているホールが多く、換気問題に関してはパチンコホールの得意分野だと思うので、今後コロナ対策でどういったアイデアが追加されていくのかは少し楽しみでもあります。
●なみ/1987年生まれ、東京都出身。短大卒業後、OLとなるが会社を辞め、コーヒーレディへ転職。2014年にパチンコ・パチスロ専門誌の「ライターオーディション」に合格し、デビュー。2018年、DMMぱちタウン専属ライターへ。週刊ポストデジタル写真集『パチンコライターナミ MEDAL NUDE』、DVD『ナミとのデート』が発売中。