芸能

吉田明世アナ 生放送のCM中にトイレで号泣した過去を語る

昨年1月にフリーに転身

 吉田明世アナは2011年にTBSに入社し、『サンデージャポン』『ビビット』『朝ズバッ!』などの人気番組に出演した。2019年1月に同社を退社しフリーとなった彼女が、当時の心境を語った。

 * * *
 アナウンサーは良くも悪くも人気商売ですし、働き方も今とは違ったため「休みはいりません。全部やらせてください」と頼み込んでいたほど、仕事が生き甲斐でした。先輩からも「吉田はワーカホリック(仕事中毒)だ」と心配されるほどでした(笑い)。

 でも自らいただいたのに仕事量の多さに忙殺され、自分を追い詰めることも。特に『ビビット』を担当していた時は仕事のできない自分を責め、生放送中に感情が爆発し、CMに入った瞬間ダッシュでトイレへ駆け込み大泣きしたこともありました。いま思うと不思議ですが、当時は仕事を抱え込みすぎて心が不安定だったのかもしれません。

 でも『サンデージャポン』担当になった時はこれ以上ないほど嬉しかったです。青木裕子さんや田中みな実さんという“濃い”先輩の直後だったので不安でしたが、自分らしさを出しつつ必死に向き合いました。

 そういった仕事への姿勢にブレーキをかけたのが妊娠による体調不良でした。『サンジャポ』の生放送中に途中退席をしてしまったことで多くの方に心配をかけてしまい、それまでの生き方や仕事のやり方を考え直さなければいけないと思いました。その時TBSの皆さんに優しくしていただいたことは一生忘れません。

 出産を機に家庭を大事にしつつ自分のペースで働きたいという思いからフリーランスの選択をしましたが、辞めたいま余計に故郷の有り難さを感じています。

◆取材・文/河合桃子

※週刊ポスト2020年6月5日号

関連記事

トピックス

森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
女性セブン
どんな演技も積極的にこなす吉高由里子
吉高由里子、魅惑的なシーンが多い『光る君へ』も気合十分 クランクアップ後に結婚か、その後“長いお休み”へ
女性セブン
《視聴者は好意的な評価》『ちびまる子ちゃん』『サンモニ』『笑点』…長寿番組の交代はなぜスムーズに受け入れられたのか?成否の鍵を握る“色”
《視聴者は好意的な評価》『ちびまる子ちゃん』『サンモニ』『笑点』…長寿番組の交代はなぜスムーズに受け入れられたのか?成否の鍵を握る“色”
NEWSポストセブン
わいせつな行為をしたとして罪に問われた牛見豊被告
《恐怖の第二診察室》心の病を抱える女性の局部に繰り返し異物を挿入、弄び続けたわいせつ精神科医のトンデモ言い分 【横浜地裁で初公判】
NEWSポストセブン
バドミントンの大会に出場されていた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
女性セブン
『教場』では木村拓哉から演技指導を受けた堀田真由
【日曜劇場に出演中】堀田真由、『教場』では木村拓哉から細かい演技指導を受ける 珍しい光景にスタッフは驚き
週刊ポスト
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン