柏原:確かに、夜って時間の意識が緩みがちですね。

井上:ええ、でも就寝時間を決めておけば、「やること/やらないこと」が明確になります。早く寝なきゃいけないから夜に動画はやめようとか、この時間までに食事を終えようとか。

柏原:でも、つい夜ふかししてしまうこともありませんか?

井上:ありますね。仕事でもそうですが、遅くなる日は「シンデレラルール」を使うといいですよ。特例として月に何日かは夜ふかしOKとしながら、24時までには寝るというルールです。翌朝は無理せず、7時に起きます。早起きが続かない人はよく「早起きできない自分が嫌になる」と言いますが、特例を決めておけば自己嫌悪にも陥りません。

柏原:早起きするためには、夜にダラダラせず、早く寝ることですね。その意識が生活習慣を整えますよね。そして前向きな生活につながりそうです。私も早速、早寝早起きを始めてみます!

井上:最初は無理をせず、一日30分、時間を早めることから始めてみてください。きっと人生が変わりますよ!

【PROFILE】柏原ゆきよ(かしわばら・ゆきよ)/一般社団法人日本健康食育協会代表理事(管理栄養士)。5万人以上の食サポート経験から、日本人の体質に合ったごはんとみそ汁を中心とした食事法「おなかやせメソッド」「食べる断食」を開発。YouTube「ゆきよチャンネル」、柏原ゆきよ無料メール講座(https://bit.ly/3ciMyRj)が人気。最新刊は『お腹からやせる食べ方』(三笠書房 知的生き方文庫)。

【PROFILE】井上皓史(いのうえ・こうじ)/朝活コミュニティ「朝渋」代表として、会員とともに読書や英会話などさまざまな活動を行う。株式会社Morning Labo取締役。本の著者を招いたトークイベント「著者と語る朝渋」は年間5000人を動員する規模に成長した。早起きを日本のスタンダードにすることを目指す。2020年3月『昨日も22時に寝たので僕の人生は無敵です』(小学館)を出版。

◆撮影/黒石あみ、構成/真田晴美

関連記事

トピックス

11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(右/読者提供)
【足立区11人死傷】「ドーンという音で3メートル吹き飛んだ」“ブレーキ痕なき事故”の生々しい目撃談、28歳被害女性は「とても、とても親切な人だった」と同居人語る
NEWSポストセブン
愛子さま(写真/共同通信社)
《中国とASEAN諸国との関係に楔を打つ第一歩》愛子さま、初の海外公務「ラオス訪問」に秘められていた外交戦略
週刊ポスト
グラビア界の「きれいなお姉さん」として確固たる地位を固めた斉藤里奈
「グラビアに抵抗あり」でも初挑戦で「現場の熱量に驚愕」 元ミスマガ・斉藤里奈が努力でつかんだ「声のお仕事」
NEWSポストセブン
「アスレジャー」の服装でディズニーワールドを訪れた女性が物議に(時事通信フォト、TikTokより)
《米・ディズニーではトラブルに》公共の場で“タイトなレギンス”を普段使いする女性に賛否…“なぜ局部の形が丸見えな服を着るのか” 米セレブを中心にトレンド化する「アスレジャー」とは
NEWSポストセブン
日本体育大学は2026年正月2日・3日に78年連続78回目の箱根駅伝を走る(写真は2025年正月の復路ゴール。撮影/黒石あみ<小学館>)
箱根駅伝「78年連続」本戦出場を決めた日体大の“黄金期”を支えた名ランナー「大塚正美伝説」〈1〉「ちくしょう」と思った8区の区間記録は15年間破られなかった
週刊ポスト
「高市答弁」に関する大新聞の報じ方に疑問の声が噴出(時事通信フォト)
《消された「認定なら武力行使も」の文字》朝日新聞が高市首相答弁報道を“しれっと修正”疑惑 日中問題の火種になっても訂正記事を出さない姿勢に疑問噴出
週刊ポスト
地元コーヒーイベントで伊東市前市長・田久保真紀氏は何をしていたのか(時事通信フォト)
《シークレットゲストとして登場》伊東市前市長・田久保真紀氏、市長選出馬表明直後に地元コーヒーイベントで「田久保まきオリジナルブレンド」を“手売り”の思惑
週刊ポスト
ラオスへの公式訪問を終えた愛子さま(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
《愛子さまがラオスを訪問》熱心なご準備の成果が発揮された、国家主席への“とっさの回答” 自然体で飾らぬ姿は現地の人々の感動を呼んだ 
女性セブン
26日午後、香港の高層集合住宅で火災が発生した(時事通信フォト)
《日本のタワマンは大丈夫か?》香港・高層マンション大規模火災で80人超が死亡、住民からあがっていた「タバコの不始末」懸念する声【日本での発生リスクを専門家が解説】
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
NEWSポストセブン