芸能

佐藤健、中村倫也、GACKTのYouTube動画 今井舞氏の評価

豊富なラインアップでファンを喜ばせたGACKT(写真/時事通信社)

 新型コロナウイルスの感染拡大で、外出自粛を余儀なくされる中、テレビや映画の撮影は軒並み延期に。そんななか、多くのタレントたちがYouTubeに動画を投稿し、ファンサービスを行った。あまりネットには登場しないイメージのイケメン俳優たちも、動画をアップした。今井舞さんが、そんなイケメンたちのYouTubeを斬る!

 * * *
 イケメン俳優たちも「素の顔」晒しに次々見参。ライブ配信などを幅広く手がけ、『恋つづ』でのドS演技が記憶に新しい佐藤健(31才)もその1人。

 車で行き当たりばったりの旅に出る「ノープラン・ドライブ」が人気とのことですが。ご本人は終始言葉少なめでつまらなそう。素の姿を見せているといえば聞こえはいいが、単なるサービス精神ゼロの発露に過ぎない気も。「でもこんなおれが見たいんだろ?」「そんなおれが好きなんだろ?」に「はぁーい」で飛びつくドMファン。コール&レスポンスは続くよどこまでも。

 中村倫也(33才)は、「中村さんちの自宅から」というタイトルの通り、素っ気ないシンプル動画を量産中。自宅キッチンでただ料理。手元アップなどもなく離れた固定カメラからの長回し。小さな声で思ったことをぼそぼそとつぶやきながら。ちょっと詩的な話をした後で、「お腹すいた」とわれに返ってみたり。本当に「自宅にいるとき」のテンションの中村倫也がそこに。

 彼女目線で捉えたようなアングルが妙にリアルで、孤独にやられた独身OLさんあたりが、心をわし掴みされてそう。

 料理も楽しむというよりは、淡々とルーティンとしてこなしている雰囲気に生活感が出ていて、在宅ワークしながらキッチンにいる彼を俯瞰で見ている感じ。見る側に疑似同棲感覚を喚起させるというか。ファンでなくとも、女心の隙間にスルッと入り込んでくる何かを感じます。

 意外だったのはGACKT(46才)。もっと木で鼻括ったような映えな動画をアップしてるのかと思ったら、筋トレ、実用モノからおふざけ系まで、振り幅のデカい充実したラインアップでびっくり。英会話のアドバイスや筋トレ指南は、誰かからの受け売りではなく、自分で独自に編み出したレシピをわかりやすく伝授。

 一転、中高生男子向けと銘打ったモテ講座では、映画『翔んで埼玉』を彷彿とさせる、例のがくちゃんキャラ全開でお戯れ。とにかく「見る人に楽しんでもらいたい」というサービス精神無限大。コアなファンでなくとも、コンテンツとして楽しめるのではないでしょうか。

※女性セブン2020年6月18日号

素の中村倫也に女性ファンが釘付けに

芸能人YouTuberの辛口採点表

関連記事

トピックス

ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
渡邊渚さん(撮影/藤本和典)
「私にとっての2025年の漢字は『出』です」 渡邊渚さんが綴る「新しい年にチャレンジしたこと」
NEWSポストセブン
ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
実力もファンサービスも超一流
【密着グラフ】新大関・安青錦、冬巡業ではファンサービスも超一流「今は自分がやるべきことをしっかり集中してやりたい」史上最速横綱の偉業に向けて勝負の1年
週刊ポスト
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン
12月30日『レコード大賞』が放送される(インスタグラムより)
《度重なる限界説》レコード大賞、「大みそか→30日」への放送日移動から20年間踏み留まっている本質的な理由 
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン