国内

黒川弘務元検事長と大川隆法氏が東大法学部の級友だった頃

大川氏とも雀卓を囲んだことはあったのか(時事通信フォト)

 検察庁法改正問題の渦中、賭け麻雀が発覚して辞職した黒川弘務・元東京高検検事長。表舞台からすっかり姿を消した黒川氏だが、意外な過去が判明した。宗教法人「幸福の科学」の大川隆法総裁と東京大学法学部でクラスメートだったというのだ。

 それを明らかにしたのが、大川氏が著した『黒川弘務検事長の本心に迫る』なる書籍だ。発行日は5月19日、ちなみに週刊文春で賭け麻雀疑惑が報じられたのはその2日後だった。

 大川氏は「霊言」として、松下幸之助からトランプ大統領、小保方晴子氏、蒼井優、習近平国家主席の娘・習明沢氏まで様々な人物の「守護霊」をたびたび呼び出しているが、今度は黒川氏に白羽の矢が立った。教団の広報局によれば「本書籍は、定年延長問題を巡り各所から批判が起こるなか、黒川氏の本心や人柄、人生観などを明らかにしたものです」とのことだ。

 大川氏が呼び出した黒川氏の“守護霊”は、大川氏についてこう語る。

〈語学のクラスと、法学部というのは一緒だったから。まあ、親しいっていうかどうかは知らないけど、私は尊敬はしてたけど〉

〈(大川氏は)学生時代には、全体主義の研究をそうとうしていて、そういうものを防ぐことを、一生懸命研究なされていましたから。その影響を受けていないわけではありませんので〉

「黒川氏の守護霊」は大川氏を「天才」だと評するものの、同書には具体的な交流がほとんど出てこない。そこで同時期に東大法学部に在籍していた元官僚に話を聞いた。

関連記事

トピックス

10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン
ミセス・若井(左、Xより)との“通い愛”を報じられたNiziUのNINA(右、Instagramより)
《ミセス若井と“通い愛”》「嫌なことや、聞きたくないことも入ってきた」NiziU・NINAが涙ながらに吐露した“苦悩”、前向きに披露した「きっかけになったギター演奏」
NEWSポストセブン
「ラオ・シルク・レジデンス」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
「華やかさと品の良さが絶妙」愛子さま、淡いラベンダーのワンピにピンクのボレロでフェミニンなコーデ
NEWSポストセブン
クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左・撮影/山口比佐夫、右・AFP=時事)
《笹崎勝巳レフェリー追悼》プロレス仲間たちと家族で送った葬儀「奥さんやお子さんも気丈に対応されていました」、クマ襲撃の現場となった温泉施設は営業再開
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
高市早苗氏が首相に就任してから1ヶ月が経過した(時事通信フォト)
高市早苗首相への“女性からの厳しい指摘”に「女性の敵は女性なのか」の議論勃発 日本社会に色濃く残る男尊女卑の風潮が“女性同士の攻撃”に拍車をかける現実
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン
日本全国でこれまでにない勢いでクマの出没が増えている
《猟友会にも寄せられるクレーム》罠にかかった凶暴なクマの映像に「歯や爪が悪くなってかわいそう」と…クレームに悩む高齢ベテランハンターの“嘆き”とは
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン