日本に数台しかない超音波診断装置も駆使
「世界に羽ばたくような大投手になれるのか……それは朗希本人の努力次第。ただチームとして、そのためのバックアップはできるだけしていきたいと思う。どこまで大きくなるのか、僕自身も楽しみにしているんですよ」(井口監督)
高校時代、全国大会に出場していない佐々木の実戦登板シーンを目にした者は少ない。その事実が野球ファンの妄想を掻き立てる。
佐々木は、プロの打者を相手にどんな投球を披露するのか。スーパールーキーは間もなくベールを脱ぐ。
吉井コーチも「あんなボールは見たことがない」と太鼓判
サインプレーやシフト守備の練習にも余念がない
順大教授は「データ的には100mを10秒3で走れる」と分析している
●取材・文/田中周治 撮影/本誌・藤岡雅樹
※週刊ポスト2020年7月3日号