細川ふみえは「ふーみん」の愛称で親しまれた(撮影/山岸伸)

◆ピラミッドの子をよく触ってた

森山:昔言ってたじゃない、うちの子のおっぱい触ったりして「水着は下から入れてもっと上に上げるんだ」とか。この本(本橋氏が上梓した野田氏の評伝『新・巨乳バカ一代』)にも書いてあったよ。

野田:オレ、(森山さんに)1回怒られなかったっけ?

森山:「いじんないでください」って言った(笑い)。

野田:オレはね、ピラミッドの子をよく触ったな。それはね、水着の着け方を教えたの。結局、ほら、オレの水着の選び方っていうのは、小っちゃ目を選ぶんです。胸が大きく見えるから。そうすると女の子が癖で全部こうやって(上に持ち上げるポーズ)水着を上に上げるんですよ。そうしちゃうと大きく見えなくなっちゃう。だから着け方を教えたわけ。

森山:でもね、野田さんね、大変僭越ですけど、もう1回昔の野田さんに戻ってほしいのよ。巨乳(を売り出すこと)やったら右に出る人いないんだもん。

野田:同じ世界で仕事してきて(森山さんと)ぶつからなかったのは、ものの見事にね、女の子の趣味が違うからなの。だから同じことしてるんだけど、バッティングしないのよ。

森山:基本的に巨乳は好きですよ。

野田:やっぱり、みんなに言われるのよ。「もう1回胸の大きな子、売り出して」って。

森山:そう!! まだ若いんですから。

千堂あきほは「学園祭クイーン」として人気に(撮影/野村誠一)

かとうれいこは抜群のスタイルで一時代を築いた(撮影/小澤忠恭)

中條かな子は野球選手の妻に(撮影/渡辺達生)

山田まりやはバラエティでも活躍(撮影/山岸伸)

安西ひろこはアーティストハウスピラミッド所属だった(撮影/山内順仁)

鈴木紗理奈はバラエティ番組で才能が開花(撮影/ハナブサリュウ)

雛形あきこはこの必殺ポーズが得意技(撮影/野村誠一)

熊田曜子は今もグラドルとして活躍(撮影/ハナブサリュウ)

佐藤江梨子は当時18歳(撮影/野村誠一)

【プロフィール】
◆のだ・よしはる/1946年生まれ、広島県出身。サンズエンタテインメント会長。上京後、いくつかの職を経て渡辺プロダクションに入社。いしだあゆみや朝丘雪路、夏木マリらを担当。1980年頃イエローキャブを設立し巨乳ブームを巻き起こした。

◆もりやま・ゆきお/1951年生まれ、東京都出身。アーティストハウスピラミッド代表取締役社長。大学卒業後、ゆうせん企画に入社。1987年に独立しアーティストハウスピラミッドを設立。鈴木紗理奈や熊田曜子などグラビアから多くのスターを輩出している。

●聞き手/本橋信宏(もとはし・のぶひろ):1956年生まれ。ノンフィクション作家。執筆分野はAV、街歩きなど幅広い。昨年、著書『全裸監督 村西とおる伝』(太田出版)を原作としたドラマ『全裸監督』がネットフリックスにて世界配信され、大きな話題に。野田義治氏が手がけた巨乳ビジネスと芸能界の裏側に迫った新刊『新・巨乳バカ一代』(河出書房新社)が発売中。

※週刊ポスト2020年7月3日号

関連記事

トピックス

大谷翔平が次のWBC出場へ 真美子さんの帰国は実現するのか(左・時事通信フォト)
《大谷翔平選手交えたLINEグループでやりとりも》真美子さん、産後対面できていないラガーマン兄は九州に…日本帰国のタイミングは
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(現場写真/読者提供)
【“分厚い黒ジャケット男” の映像入手】「AED持ってきて!」2人死亡・足立暴走男が犯行直前に見せた“奇妙な”行動
NEWSポストセブン
10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン
ミセス・若井(左、Xより)との“通い愛”を報じられたNiziUのNINA(右、Instagramより)
《ミセス若井と“通い愛”》「嫌なことや、聞きたくないことも入ってきた」NiziU・NINAが涙ながらに吐露した“苦悩”、前向きに披露した「きっかけになったギター演奏」
NEWSポストセブン
「ラオ・シルク・レジデンス」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
「華やかさと品の良さが絶妙」愛子さま、淡いラベンダーのワンピにピンクのボレロでフェミニンなコーデ
NEWSポストセブン
クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左・撮影/山口比佐夫、右・AFP=時事)
《笹崎勝巳レフェリー追悼》プロレス仲間たちと家族で送った葬儀「奥さんやお子さんも気丈に対応されていました」、クマ襲撃の現場となった温泉施設は営業再開
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン
日本全国でこれまでにない勢いでクマの出没が増えている
《猟友会にも寄せられるクレーム》罠にかかった凶暴なクマの映像に「歯や爪が悪くなってかわいそう」と…クレームに悩む高齢ベテランハンターの“嘆き”とは
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン