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「ほほえみ外交」やめ南北融和の象徴爆破した金与正の変化

対外的にも北朝鮮を代表する顔役になりつつある金与正氏(写真/AP=AFLO)

 韓国からのビラ散布に北朝鮮が実力行使するなど、非難の応酬がエスカレートするなか、北朝鮮では一人の女性が存在感を示し始めている。

 北朝鮮の開城工業団地内にあった南北共同連絡事務所が6月16日に爆破された。この南北融和の象徴の爆破を指示したのが金正恩委員長の実妹で、党第一副部長の金与正氏だ。

 謎が多い彼女がいちばん最初にメディアに登場したのは2011年に金正日総書記が亡くなったとき。特に話題になったのは2018年の平昌五輪で、開会式では柔らかな笑顔を見せ、韓国では「なんと美しい」と評判に。特使として「ほほえみ外交」で文在寅大統領と穏やかに交流していたイメージだった。

 そんな彼女から最近は笑顔も消え、罵詈雑言で韓国を罵り、敵意をむき出しにしている。「ほほえみの女神」から「冷血の“女帝”」へと変貌した彼女は、次に何を仕掛けるのか。

※女性セブン2020年7月9日号

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