芸能

柴門ふみ氏、芸能人の不倫に過剰反応する人の心理を分析する

漫画『恋する母たち』作者の柴門ふみさん

『女性セブン』で連載されている、柴門ふみさんの漫画『恋する母たち』が、次号で最終回を迎える。さらに、今秋の続ドラマ化も決定した。

 母として女として惑いながら生きている“恋する母”たちを描いた“恋母”こと『恋する母たち』。登場するのは、夫・慎吾に不倫され、不倫相手の夫だった斉木と恋に落ちる「杏」、エリート弁護士を夫に持ちセレブ妻として暮らしながら落語家・丸太郎に惹かれる「まり」、専業主夫の夫・シゲオと息子がいても12才年下の部下・赤坂と情欲的な恋を楽しむ「優子」という、タイプの違う3人の母たち。この3人を通して、柴門さんが描きたかったものは何なのか? 話を聞いた。

「でも、夫婦のことは夫婦にしかわからないというのも真実です。芸能人が不倫をしたとき、特に女性だと大バッシングに遭いますが他人は審判すべきことじゃないと思っています」(柴門さん・以下同)

 報道に触れた一般人が執拗なまでに非難するのも最近の傾向だ。なぜ人はまったく知りもしない芸能人の不倫に過剰反応してしまうのか、こう分析する。

「不倫が大きなニュースになるのはやっぱりまだタブー視されているからでしょうね。昔はアイドルの恋愛も御法度でタブー事項でしたが、いまはそんなこと全然なくて、そうなるとアイドルの熱愛、結婚なんて誰も興味ないじゃないですか(笑い)。人はやっぱり興味があるから叩くし、非難する。そこには女性ならではの嫉妬もあるかもしれない。だって、不倫相手が無名のホストとかだったら叩く気も起きないでしょう?(笑い)

 自分を律して、きちんと生きている人ほどバッシングするような気もしますね。“私はこんなにいろいろ我慢してるのに”と。コロナ禍で“自粛警察”が話題になりましたが、不倫警察もそれと同じなんだと思います」

関連記事

トピックス

大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《自宅でしっぽりオフシーズン》大谷翔平と真美子さんが愛する“ケータリング寿司” 世界的シェフに見出す理想の夫婦像
NEWSポストセブン
裁判所に移されたボニー(時事通信フォト)
《裁判所で不敵な笑みを浮かべて…》性的コンテンツ撮影の疑いで拘束された英・金髪美女インフルエンサー(26)が“国外追放”寸前の状態に
NEWSポストセブン
山上徹也被告が法廷で語った“複雑な心境”とは
「迷惑になるので…」山上徹也被告が事件の直前「自民党と維新の議員」に期日前投票していた理由…語られた安倍元首相への“複雑な感情”【銃撃事件公判】
NEWSポストセブン
アメリカの人気女優ジェナ・オルテガ(23)(時事通信フォト)
「幼い頃の自分が汚された画像が…」「勝手に広告として使われた」 米・人気女優が被害に遭った“ディープフェイク騒動”《「AIやで、きもすぎ」あいみょんも被害に苦言》
NEWSポストセブン
お騒がせインフルエンサーのボニー・ブルー(時事通信フォト)
《潤滑ジェルや避妊具が押収されて…》バリ島で現地警察に拘束された英・金髪美女インフルエンサー(26) 撮影スタジオでは19歳の若者らも一緒だった
NEWSポストセブン
山上徹也被告が語った「安倍首相への思い」とは
「深く考えないようにしていた」山上徹也被告が「安倍元首相を支持」していた理由…法廷で語られた「政治スタンスと本音」【銃撃事件公判】
NEWSポストセブン
不同意性交と住居侵入の疑いでカンボジア国籍の土木作業員、パット・トラ容疑者(24)が逮捕された(写真はサンプルです)
《クローゼットに潜んで面識ない50代女性に…》不同意性交で逮捕されたカンボジア人の同僚が語る「7人で暮らしていたけど彼だけ彼女がいなかった」【東京・あきる野】
NEWSポストセブン
TikTokをはじめとしたSNSで生まれた「横揺れダンス」が流行中(TikTokより/右の写真はサンプルです)
「『外でやるな』と怒ったらマンションでドタバタ…」“横揺れダンス”ブームに小学校教員と保護者が本音《ピチピチパンツで飛び跳ねる》
NEWSポストセブン
遠藤敬・維新国対委員長に公金還流疑惑(時事通信フォト)
公設秘書給与ピンハネ疑惑の維新・遠藤敬首相補佐官に“新たな疑惑” 秘書の実家の飲食店で「政治資金会食」、高額な上納寄附の“ご褒美”か
週刊ポスト
山本由伸選手とモデルのNiki(Instagramより)
「球場では見かけなかった…」山本由伸と“熱愛説”のモデル・Niki、バースデーの席にうつりこんだ“別のスポーツ”の存在【インスタでは圧巻の美脚を披露】
NEWSポストセブン
モンゴル訪問時の写真をご覧になる天皇皇后両陛下(写真/宮内庁提供 ) 
【祝・62才】皇后・雅子さま、幸せあふれる誕生日 ご家族と愛犬が揃った記念写真ほか、気品に満ちたお姿で振り返るバースデー 
女性セブン
村上迦楼羅容疑者(27)のルーツは地元の不良グループだった(読者提供/本人SNS)
《型落ちレクサスと中古ブランドを自慢》トクリュウ指示役・村上迦楼羅(かるら)容疑者の悪事のルーツは「改造バイクに万引き、未成年飲酒…十数人の不良グループ」
NEWSポストセブン