その後も、YouTubeでカジサック(キングコングの梶原雄太)さんが根強いファンを獲得。さらにオリエンタルラジオの中田敦彦さんが教育系YouTubeチャンネル『中田敦彦のYouTube大学』で、これまた大成功。彼もオンラインサロン・メンバーとのつながりを強めながら、テレビ以外でのコミュニティ作りで着実に支持者を増やし、収益化につなげているのではないでしょうか」(Aさん)

 一方、EXITだけでなく『第7世代』を牽引する芸人たちの間でも、新しいコミュニティが広がりを見せている。別のお笑いファンBさん(20代女性)が語る。

「たしかに、今の時代、単なる芸人とファンという関係を越えた『コミュニティ』意識というのは重要だと思います。

 たとえば霜降り明星のファンは『おつきちゃん』と呼ばれていて、これは彼らの関西ローカルラジオ番組『霜降り明星のだましうち』(ABCラジオ)発信の言葉です。霜降りはテレビでも活躍していますが、一方YouTube『しもふりチューブ』も、チャンネル登録者数90万人を突破。100万人目前です。

 それに加えて、粗品さんは個人のチャンネルでゲーム配信もしていて、ファンが生配信中にお布施できる“投げ銭システム”(※スーパーチャット)を導入しています。粗品さんはその収益をすべて透析医療に寄付していると聞きました。そのきっかけは、過去にご逝去されたお父さまが人工透析治療を続けていたからだそうです。

 過去には競馬で儲けた115万円をすべて京アニ(京都アニメーション)に寄付したことも知られています。こうした試みから、霜降りファンとゲームファン以外の層にも、彼の活躍を応援するコミュニティは広がっているのではないでしょうか」(Bさん)

 かつてはYouTubeへの参入に及び腰で、どこか遠くから傍観しがちであった芸人たちも、コロナ禍をきっかけに次々とチャンネルを開設するようになった。そうした中で、EXITや霜降り明星のように、ファンとの間に強い“コミュニティ意識”を生み出している芸人たちが、いま強い支持を得ているようだ。

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