Q:スーパーやおもちゃ売り場で欲しい物が買ってもらえないと、床に転がって大泣き。周囲の目が気になり、根負けして買い与えてしまうのですが、甘やかしているのではと後悔します。(35才・子は4才男児)
【松永さんのアドバイス】
この行動は【2】になります。毎回、泣けば欲しい物が手に入れられる。これは子供にとって間違った成功体験となり、繰り返すことで増強されていきます。泣いてもわめいても親は何ごともなかったように無視する対処を。次第に子供も、泣いてもいいことはないと学びますから、問題行動は減っていきます。
Q:注意をしても一日中、ゲームばかりしている娘。依存症にならないか心配です。(39才・子は5才女児)
【松永さんのアドバイス】
いまは幼少期からゲーム機を持っている子も少なくはありませんが、やりすぎは要注意。脳が興奮し、睡眠につけない子もいます。この事例は【2】になりますが、ゲームを与える最初が肝心。購入条件として「1日30分まで。守れなかったら没収」というルールを決め、約束を守れなければ必ず没収してください。子供に自分で決めた規則を守らせることです。ちなみに私は1日のうちでゲームとテレビ、ビデオ、タブレットなどに要する時間は、まとめて2時間程度と言っています。
※女性セブン2020年8月13日号