芸能

女優・江口のりこ、意外性のある役ほど力を発揮するタイプ

“大臣”から“外国人”まで幅広い役柄をこなす(所属事務所ホームページより)

 TBS系の人気ドラマ『半沢直樹』で国土交通大臣・白井亜希子役を演じている女優・江口のりこが話題だ。今やテレビドラマや映画で欠かせない“脇役”として知られる彼女だが、なぜ数多くの作品で重宝されてきたのだろうか。

 1980年生まれ、兵庫県出身の江口は、俳優の柄本明が座長を務める劇団東京乾電池に2000年に入団することから演劇活動を本格的にスタート。早くも2002年には三池崇史監督による映画『金融破滅ニッポン 桃源郷の人々』で銀幕デビューを飾っている。

 初めて主演を務めたのはタナダユキ監督による2004年公開の映画『月とチェリー』で、官能小説の作家でもある大学生・真山葉月役を熱演した。その後は“演技派”として数多くのテレビドラマや映画でバイプレイヤーとして活躍するほか、CMや舞台でも確かな存在感を発揮してきた。

 出演作として有名なものに、オダギリジョーが主演を務める『時効警察』シリーズがある。主要な登場人物の一人・サネイエ役を演じ、普段は無表情で冷静だが、ときに主人公にツッコミを入れ、ときに豹変して感情を露わにするその姿が、シュールなドラマの世界観をより一層彩り豊かなものにしていた。

 会社員、美大生、ウェイトレス、楽器屋の店員、アロマセラピスト……挙げればキリがないほどに多種多様な役柄を演じる彼女の魅力はどこにあるのだろうか。

関連記事

トピックス

夜の街にも”台湾有事発言”の煽りが...?(時事通信フォト)
《“訪日控え”で夜の街も大ピンチ?》上野の高級チャイナパブに波及する高市発言の影響「ボトルは『山崎』、20万〜30万円の会計はざら」「お金持ち中国人は余裕があって安心」
NEWSポストセブン
東京デフリンピックの水泳競技を観戦された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2025年11月25日、撮影/JMPA)
《手話で応援も》天皇ご一家の観戦コーデ 雅子さまはワインレッド、愛子さまはペールピンク 定番カラーでも統一感がある理由
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんを支える「絶対的味方」の存在とは
《ドッグフードビジネスを展開していた》大谷翔平のファミリー財団に“協力するはずだった人物”…真美子さんとも仲良く観戦の過去、現在は“動向がわからない”
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
悠仁さま(2025年11月日、写真/JMPA)
《初めての離島でのご公務》悠仁さま、デフリンピック観戦で紀子さまと伊豆大島へ 「大丈夫!勝つ!」とオリエンテーリングの選手を手話で応援 
女性セブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(読者提供)
《足立暴走男の母親が涙の謝罪》「医師から運転を止められていた」母が語った“事件の背景\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\"とは
NEWSポストセブン
大谷翔平が次のWBC出場へ 真美子さんの帰国は実現するのか(左・時事通信フォト)
《大谷翔平選手交えたLINEグループでやりとりも》真美子さん、産後対面できていないラガーマン兄は九州に…日本帰国のタイミングは
NEWSポストセブン
高市早苗首相(時事通信フォト)
《日中外交で露呈》安倍元首相にあって高市首相になかったもの…親中派不在で盛り上がる自民党内「支持率はもっと上がる」
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(現場写真/読者提供)
【“分厚い黒ジャケット男” の映像入手】「AED持ってきて!」2人死亡・足立暴走男が犯行直前に見せた“奇妙な”行動
NEWSポストセブン
高市早苗首相の「台湾有事」発言以降、日中関係の悪化が止まらない(時事通信フォト)
「現地の中国人たちは冷めて見ている人がほとんど」日中関係に緊張高まるも…日本人駐在員が明かしたリアルな反応
NEWSポストセブン
10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン