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国際海洋法裁判所の裁判官に中国人当選 米政府が激しく反発

 国際海洋法裁判所は1996年に設立。国連海洋法条約に基づき、同条約の解釈と適用を巡る争いを解決する国際的な司法機関。本部はドイツ・ハンブルクに置かれ、独立した裁判官21名で構成される。中国人ではこれまで趙理海、許光建、高之国の各氏が裁判官を務めていた。

 しかし、ここ数年、中国は南シナ海のほかにも、東シナ海の沖縄県尖閣諸島周辺や朝鮮半島周辺などにも連日、艦船を派遣するなど、東南アジア諸国や日本、あるいは韓国でも反発が強まっていた。それに加え、米国の強い反発もあったことから、今回の選挙では段氏の当選を危ぶむ声も一部には出ていた。

 段氏の当選後、中国外務省の趙立堅報道官は8月25日の定例記者会見で、「一部の国が私利に基づいて中国の候補者を封じ込め、抑圧しようとしていたが、それでは人心は得られない。無駄な行いだ」と述べて、暗にポンペオ氏やスティルウェル氏らの発言に強く反発するコメントを発表。ここにもみられるように、南シナ海問題をめぐる米中の対立は一層鮮明になっている。

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