「偏見」と「共感」がハーフ・ハーフ
吉高:デビューして4か月弱、撮影にはもう慣れた?
二階堂:はい。最初は正直不安だったのですが、撮影前の確認もしっかりしていたし、スタッフさんの気遣いも素晴らしかったです。
吉高:働きやすいよね。
二階堂:そう思います。吉高さんはメーカーの電撃移籍をされていかがですか?
吉高:エスワンを離れるのは不安だったし、新しいメーカーで「ついに看板を背負う時がきた」って武者震いするところもあった。
二階堂:専属女優はメーカーの看板ですし、盛り上げたい意識は常にあります。
吉高:うん。数字で明確に人気が判断できちゃう世界だし、野球選手みたいに契約も半年や1年単位だから、オファーの額や契約本数が下がると「どこがダメだったんやろ?」って考えちゃうこともある。あと、今後はAV女優のマイナスイメージを払拭していきたいな。私は誇りを持ってやってるけど、美容室なんかで仕事を聞かれた時に、ちょっと言いづらい自分がいるのが悔しくて。
二階堂:私はいま偏見と共感がハーフ・ハーフくらいかなって感じてます。「AV女優なんだ」って話すと凄く好意的に興味を持ってくれる人もいますし。