高橋親子は揃ってグレープカンパニーに移籍
逆に、個人事務所から急成長する人気事務所に移籍するパターンも出始めている。2019年1月に親子揃ってグレープカンパニーに移籍した、高橋英樹(76)と高橋真麻(38)はその例だ。
「高橋英樹さんの場合、以前はドラマの活動がメインでしたが、最近は親子でのバラエティ出演需要が増えてきているので、バラエティを得意としている大手に移った。40年以上にわたって個人事務所を経営してきた奥さんへの負担も考慮したと語っています。独立して個人でやる傾向が芸能界全体で強まっていますが、事務所に頼らないで活動していくのは大変な面もあるのです」(城下氏)
ベテランになってから「セカンドキャリア」の選択を迫られるのはスターも同じなのである。
※週刊ポスト2020年10月9日号