高橋英樹一覧

【高橋英樹】に関するニュースを集めたページです。

長年続く戸津川警部シリーズで、いま主演を務めるのは船越英一郎
船越英一郎作品も テレ東の仕掛け人が語る「2時間ドラマ」の秘密
 土曜ワイド劇場『家政婦は見た!』の最高視聴率は30.9%──かつて一世を風靡した2時間ドラマだが、昨今は減少傾向にある。高コストや予算減、若い世代の視聴率低迷などの理由で各局が撤退を余儀なくされるなか、あえて『月曜プレミア8』を新設し、面目躍如を果たしているのがテレビ東京だ。11月22日には新作『西村京太郎サスペンス 十津川警部の事件簿「悪夢」』が放映される。そこで同社プロデューサー陣に、いまなぜ2時間ドラマなのか聞いた。2時間ドラマの先駆けは土曜ワイド劇場──全盛期は週8本放送されていたという2時間ドラマも、2005年には『火曜サスペンス劇場』、2019年には『土曜ワイド劇場』……と専用枠の廃止が進み、2019年3月には完全に消滅しました。そんななか、2020年4月にテレビ東京では『月曜プレミア8』という2時間枠を新設(厳密には、月曜プレミア8は単発のミステリードラマやバラエティー特番を放送)。なぜ各局が撤退するなか、2時間ドラマの制作に踏み切ったのでしょう?制作局ドラマ室長・浅野太さん(以下、敬称略): 一言でいうと、明確な需要を感じたからです。ほかがやらないならうちがやる、と。『月曜プレミア8』チーフプロデューサー・中川順平さん(以下、敬称略): 2時間ドラマの再放送をするとゴールデンタイムより視聴率がいいときもあるんです。──ではなぜみんな手を引いてしまったんでしょうか。要因は?制作局ドラマ室プロデューサー・濱谷晃一さん(以下、敬称略):他局のことはわかりませんが、配信ドラマやYouTubeなどの台頭で視聴者が分散するなか、2時間ドラマに一定数のニーズは実感しているけど、できるだけ幅広い視聴者層に見てもらいたいという意向とのバランスだと思います。中高年向けに成立していればOKとはいかない。中川:ファンのかたの声にこたえつつ、新たなファンを獲得していく両建てでやっていかないといけない時代です。──2時間ドラマというと良質なサスペンスというイメージが強いですが、そもそも2時間ドラマはどのように生まれたのでしょうか?浅野:1977年にテレビ朝日さんがアメリカのテレフィーチャー(テレビ用長時間映画)を手本に『土曜ワイド劇場』という90分のドラマ枠を作ったのが最初だと思います。当時は東映・東宝・松竹・日活・大映という5つの映画会社が毎週新作を公開していた時代。テレビが台頭してきたため、ブラウン管でも気軽に見られる映画を作ろうじゃないかということで生まれました。なので、制作スタッフは映画畑の人たち。2時間ドラマは16ミリフィルムで撮るのがスタンダードで、制作日数は1か月にも及んだと聞いています。濱谷:いまでは考えられないスケール感ですね。ちなみに、最近は平均11日間です。崖の上での謎解きは2時間ドラマに必須?中川:よく2時間ドラマといえば……という感じで崖の上の謎解きとかグルメとか旅情とかを取り上げられることがあるんですが、あくまで結果論としてであって、それありきではないんですよ。制作現場では純粋に物語を楽しんでもらいたいと思って作っています。濱谷:ただ、正直言うと、視聴者のかたはそういう“定番”を期待しているんじゃないかということはあります。大いなるマンネリというか……。浅野:そうですね。制作側としては目新しいもの、過去にはやってないことをやりたいという欲求は出てくるけど、『水戸黄門』もそうであるように、定番も必要で。これは2時間ドラマの“帝王”船越英一郎さんに聞いたのですが、監督や共演者と相談しながら決めぜりふを意識して作ったり、特徴的な表現をして“定番”を作ったりするそうです。だからキャラクターにも作品にも愛着が出てシリーズ化していくんじゃないでしょうか。濱谷:そもそも崖が出てきたのは、1961年の映画『ゼロの焦点』で主人公がラストに犯人と対峙するシーンが最初だそうです。これは、松本清張の原作にはなかったものの、断崖絶壁で荒れ狂う日本海が主人公の気持ちを代弁してくれるのにふさわしいと大きな評判を呼んで、ほかも追随したとか。なぜ流行ったかというと、やはり2時間に渡る謎解きですので、ラストの答え合わせは15分を超える長丁場に。その間、人物はほぼ動かないので、背景の絵力が必要になるんです。だから、普通の会議室よりも、崖とか屋上とか、抜け感があるところを選びたくはなります。先日撮影を済ませた『十津川警部』の現場では、主演の船越さんが「崖に行くなら神奈川のあそこかな」と候補を挙げてくださって、さすが!と盛り上がりましたね。中川:一方で、いかりや長介さんが主演を務めた『取調室』(日本テレビ系)みたいに、ずっと取調室にいながら謎解きをしていくものもあります。お芝居が面白ければ背景の絵力はマストではないので、崖に限らずいろんな形があることを知っていただければ。コロナ禍で見えた2時間ドラマの必要性――たとえば十津川警部シリーズは三橋達也さんや若林豪さん、渡瀬恒彦さんなど、局の垣根を超えて制作されているのが印象的です。そして今回月曜プレミア8でも船越英一郎さん主演で十津川警部を放送されますよね。その理由は?中川:この月曜プレミア8では新作もですが王道は外せないと思いました。歴代の名優が愛した作品ですし、そのバトンを2時間ドラマの“顔”である船越さんに受け取っていただきたいと思い、打診しました。濱谷:ちょうどコロナ禍にスタートしました。連ドラの新作が次々と休止するなか、テレ東ではギリギリ撮影を終えてストックしていた2時間ドラマがコンスタントに見られる、と好反響をいただき、うれしかったですね。浅野:このコロナ禍で、当たり前に享受していたものがそうじゃないんだということがわかり、エンタメの重要さを痛感したかたもいらっしゃると思うんです。だからこそいま昔から慣れ親しんだ2時間ドラマで気持ちに潤いをもたらすことが必要かなと。濱谷:とくに船越さん主演の十津川シリーズの見所は、最後に主人公が犯人にかける言葉。事件だから闇を描かざるを得ないけど、最後は光を見て終わりたい。ラストシーンを見てまた見たいと思っていただけるよう腐心しています。加えて今回はコロナ禍で遠方ロケが難しい時期だったので、頭を悩ませましたね。十津川シリーズは旅情ミステリーの代表格でもあるんですが、旅情をはぶいてもどうやったら楽しんでもらえるか、と。中川:でももともと十津川の初期は都内で事件を解決している話が結構あるので、原点回帰と考えればおかしくはない。それに今回は、多彩なキャストの皆さんにご出演いただいて、犯人の予想難易度の高いミステリーに仕上がっています。2時間ドラマ好きなかたでもなかなか辿り着かないと思いますよ。浅野:2時間ドラマってもしかしたら年齢が高めの視聴者に向けたコンテンツと思われたりするかもしれないんですが、実は家族で見られるエンタメ作品なんですよね。いまの事象を扱った事件ものだったり、若い俳優さんも活躍しているので、多くの世代にその魅力に気づいていただきたいです。中川:ぜひこれからも月曜プレミア8で良質な2時間ドラマを楽しんでください!【西村京太郎サスペンス 十津川警部の事件簿『悪夢』】これまで人並み外れた記憶力と推理力で難事件を解決してきた十津川警部(船越英一郎・61才)は、多摩川の河川敷で起きた殺人事件に疑問を抱く。部下の亀井(角野卓造・73才)と真相に迫るが事態は意外な展開を見せて…。11月22日放送。【横山秀夫サスペンス 第三の時効】山梨県警の楠見(松重豊・58才)は20年前に起きた時効目前の事件を追っていた。犯人との駆け引きは時効成立までに片付くのか…。警察小説の金字塔をドラマ化。11月29日放送。【今野敏サスペンス 警視庁強行犯係 樋口顕】警視庁捜査一課強行犯係の警部・樋口(内藤剛志・66才)は、決してヒーローではない普通の中年刑事。事件の真相に迫りながら、人間の業をあぶり出す。2003年からスペシャルドラマとして9作制作、連続ドラマ化もされ、好評を博した。【今野敏サスペンス 機捜235】若手機動捜査隊員・高丸(平岡祐太・37才)の前に現れた新しい相棒は、うだつの上がらない定年間際の男・縞長(中村梅雀・65才)。そんな凸凹コンビが機捜235=覆面パトカーに乗り、事件の真相に迫る痛快サスペンスシリーズ。【再雇用警察官】人生100年時代、定年してもまだまだ働ける…定年後に再雇用された警察官・安治川(高橋英樹・77才)は、長年培った刑事の勘と人脈を武器に難事件に挑む。同名小説が原作。2020年から放送されているシリーズの1つ。※女性セブン2021年12月2日号
2021.11.22 07:00
女性セブン
番組公式HPより
『麒麟がくる』ではどう描かれる? 信長の名台詞引き出す森蘭丸の存在
 NHK大河ドラマ『麒麟がくる』が2月7日の放送で最終回を迎える。過去の映像作品では、本能寺の変で織田信長の家臣・森蘭丸が重要な役割をになってきたという。『麒麟がくる』最終回で、信長と森蘭丸はどう描かれるのか? コラムニストで時代劇研究家のペリー荻野さんが過去の作品を紐解きながら解説する。 * * * ついに出た、森蘭丸! 最終回直前の『麒麟がくる』に、板垣瑞生演じる森蘭丸が登場した。織田信長の家臣として、御屋形様の身の回りの雑事をし、伝令役も果たす蘭丸。時代劇では、源義経、大石主税と「三大美少年」とも言われる人物だ。 大河ドラマで蘭丸のスタイルを確立したのは、1965年の『太閤記』の片岡孝夫だ。本能寺の変の最中、明智軍に取り囲まれ、いよいよ追い詰められた信長(高橋幸治)は、この状況ではおとなの証として前髪を切ってやる儀式はできないが、せめて元結だけはと蘭丸の髪を縛った元結を切ってやる。信長様の落ち着きぶりにはびっくりだが、ざんばら黒髪になった蘭丸の横顔の美しいことにも二度びっくり! 当時、十代だった片岡孝夫はその後、歌舞伎の大名跡・片岡仁左衛門を襲名、2015年には人間国宝になっている。 その後も多くの若手俳優が蘭丸を演じてきた。1973年の大河ドラマ『国盗り物語』で豪快な高橋英樹信長を支えたのは、山口百恵の『赤いシリーズ』などドラマで大活躍した中島久之の蘭丸だった。他の大河ドラマでは『徳川家康』に役所広司×土家歩、『信長 KING OF ZIPANGU』には緒形直人×石野太呂宇(竜小太郎)の信長×蘭丸が登場。2000年以降では、『功名が辻』舘ひろし×渡辺大、『江~姫たちの戦国』豊川悦司×瀬戸康史の顔合わせもあった。そこで気がつくのは、森蘭丸が信長の名セリフを引き出す役割を果たしていることだ。 それがよくわかるのは、1996年の大河ドラマ『秀吉』。本能寺で不穏な動きで目を覚ました信長(渡哲也)に森蘭丸(松岡昌宏)が叫ぶ。「敵は惟任日向守(光秀)!!」。にわかには信じなかった信長だが、やがて納得したのか、「日向守がなにゆえに謀反を」と言う蘭丸に「是非に及ばず」と一言返すのである。出ました、名セリフ。「是非に及ばず」は、信長の言葉として、高橋英樹も豊川悦司もしっかり言っている。 なお、松岡は2006年、テレビ朝日『信長の棺』で信長役だった。映画『清須会議』で森蘭丸、『麒麟がくる』で信長を演じる染谷将太とともに戦国の美少年と強烈武将ふたりを演じた俳優ということになる。 もうひとつ名セリフを引き出したのは、『利家とまつ』のウエンツ瑛士蘭丸。本能寺で「夜討ちでございます」「明智勢と見受けられます」と報告すると、それを聞いた信長は、「…で、あるか」とつぶやくのである。『麒麟がくる』の板垣蘭丸は、光秀(長谷川博己)と徳川家康(風間俊介)が親し気に語り合っているのを物陰から怖い顔でじっと観察。織田家が家康を招いた宴で膳が指示と違うと激怒した信長(染谷)は、饗応役の光秀を怒鳴りつける。慌てて信長の前の膳を下げようとして、器を取り落としてしまう光秀は信長に足蹴にされ、転倒したところに蘭丸は「上様に粗相を」「無礼であろう」となどと言い放つ。 最終回で蘭丸はどう動くのか。信長から名セリフを引き出すのか。本能寺の変の原因も新しい解釈で突き進む『麒麟がくる』だけに、セリフは違う予感もする。蘭丸を最後の最後まで出さなかったことにも意味があるのかも。信長×蘭丸の言動を注視したい。
2021.02.05 16:00
NEWSポストセブン
高橋真麻 夫から「口臭」について指摘されることを告白
高橋真麻 夫から「口臭」について指摘されることを告白
「深谷ねぎらいの日」の発表会が11月10日に行われ、高橋英樹、高橋真麻、深谷市の小島進市長、深谷市のイメージキャラクターである「ふっかちゃん」が登場した。「深谷ねぎらいの日」とは、勤労感謝の日(11月23日)に、いつも頑張っている人やお世話になっている人へ深谷市の名産品である深谷ねぎを贈ることで、感謝や“ねぎらいの気持ち”を表すという取り組み。「労いたい人は」という質問に対し、英樹が「(真麻は)母親になったらこんなに頑張るのかというぐらい頑張っている」というと、真麻は「夫かな。グチを言うと、それがネット記事になって……」と、父娘の息はピッタリ。 ねぎが大好物という真麻は「夫にいつも口がねぎ臭いと言われる」と“ねぎエピソード”に照れ笑い。4月に長女を出産後、初の親子イベント共演で、英樹は「ずっと私が抱くと泣いていたんですが、最近は笑ってくれるようになりました」と“ジジバカ”っぷりを堂々披露し、「孫が20才になったら車を買ってあげたい」と、最後までデレデレだった。撮影/小彼英一
2020.11.22 16:00
NEWSポストセブン
高橋真麻は「育児日記」をつけていると明かした
高橋真麻爆食列伝、おやつに868kcalや「カレーは飲み物」発言
 10月9日に初の著書『ネガティブだった私が見つけた、毎日ポジティブに過ごす秘訣』(宝島社)を発売した高橋真麻。同書では、かつてネガティブだった高橋がいかにしてポジティブになるかの思考などをまとめた。 高橋については、「その食べっぷりもポジティブに繋がっているのでは」と語るのは、長年高橋のブログをウオッチし続けているネットニュース編集者の中川淳一郎氏。「とにかく食べることを楽しんでいる様がプンプンと漂ってくる。多くの芸能人ブログを見ていますが、高橋さんの食いっぷりは大したものです。元横綱・若乃花の花田虎上さんも食事を日々掲載していますが、アスリート向けの高蛋白質・低糖質の料理が並び、節制している感がある。しかし、高橋さんはラーメン焼肉、スイーツ、フルコースなど何でももってこい。その清々しい食いっぷりもブログ人気の一因です」(中川氏) 4月30日には「じゃがりこ サラダ」「カップヌードル(醤油)」「森永の焼プリン」の3つの写真を公開。「ある日のおやつ。この3つで868キロカロリーだった こってりラーメン大盛りを食べられるじゃない!!と思ったけれど ラーメンを一杯食べるか、カップ麺を食べて、ぼりぼりじゃがりこを食べて、最後にプリンで〆るか…どっちも どっちの良さがありますよね…(笑)」 このように、おやつであってもボリューミーな食事をしていた。そんな高橋だが、10月9日には30代最後の誕生日を迎え食欲に変化があったことを明かしている。「自分の欲…食欲、物欲が無くなっていることに驚くわけです。特に食欲に関してはゼロ次会だの、〆のラーメンをしていた頃が懐かしい…レストランでコースを食べても足りなくておかわりしたり、アラカルトで追加したりしていたのに 食べられる量が減ったのはちょっと寂しかったりもします」 とはいっても、これまでに食べてきた量はハンパない。これまで7年半の間に5267回ブログを更新してきたが、食べ物の登場回数は多い。以下、食べ物関連の言葉が同ブログに出る回数だ。 カレー:325回 ラーメン:278回 焼肉:162回 おやつ:112回 〆:101回 寿司:57回 お腹いっぱい:119回 そして、高橋は上記の通り食べられる量が減ったというものの、その2日後、カレーを作ったことを明かした。この時は、「カレーは飲み物だと思っているので少しゆるめに作ってまさに飲むように食べました 今日の幸せ」と、ダイナミックな発言をしている。 前出の中川氏はこの様子を見て「多分高橋さんはこれからもたくさん食べると思います。今年5月1日に長女が誕生しましたが、これから楽しみなのが、子供向けの料理をいかに作るかや、ご両親(高橋英樹夫妻)と会う機会も増えるでしょうからさらに豪華なものがブログに登場するのでは」と楽しみにしている。 ちなみに高橋は、誕生日の前日は「おやつ」として、コンビニのピザ1枚を食べたことを報告しており、常人からすればなかなか「食欲が無くなってる」という発言は理解しがたいかもしれない。
2020.10.17 16:00
NEWSポストセブン
芸能人の移籍事情 個人から人気事務所への逆パターンも
芸能人の移籍事情 個人から人気事務所への逆パターンも
 続く芸能人の事務所退所ラッシュ、円満退社に見えても複雑な事情があるのはサラリーマンの世界と同じだ。 芸能生活の“終活”として、独立したのが加賀まりこ(76)だ。今年3月末に、加賀は長年所属していた事務所を退所し、個人事務所を設立していたことが報じられた。加賀は『女性セブン』の直撃取材に、「『やすらぎの刻~道』(テレ朝系)が終わって、そのタイミングで独立したんです。特別なことは何も。あんまりね、若くもないしバリバリ仕事をするわけでもないから。ひとりが、個人事務所がいいなって。理由はそれだけ」 と述べている。今後はこのような“セミリタイア”のための独立も増えていくかもしれない。 来年1月の解散が決まっている石原プロモーションは、事務所がなくなるという異例のケースだ。「舘ひろしさん(70)や神田正輝さん(69)らは、石原プロの看板がなくても十分にやっていけるだけのキャリアがあります。社長だった渡哲也さん(享年78)はそこを踏まえた上で解散を決めた。今後は個人事務所を設立する可能性が高い。 特に舘さんについては、面倒見が良い人なので、方向性の決まっていない若手について石原プロと話をしているそうです。舘さんが受け入れるということもあるかもしれません」(芸能レポーターの城下尊之氏) 逆に、個人事務所から急成長する人気事務所に移籍するパターンも出始めている。2019年1月に親子揃ってグレープカンパニーに移籍した、高橋英樹(76)と高橋真麻(38)はその例だ。「高橋英樹さんの場合、以前はドラマの活動がメインでしたが、最近は親子でのバラエティ出演需要が増えてきているので、バラエティを得意としている大手に移った。40年以上にわたって個人事務所を経営してきた奥さんへの負担も考慮したと語っています。独立して個人でやる傾向が芸能界全体で強まっていますが、事務所に頼らないで活動していくのは大変な面もあるのです」(城下氏) ベテランになってから「セカンドキャリア」の選択を迫られるのはスターも同じなのである。※週刊ポスト2020年10月9日号
2020.10.02 16:00
週刊ポスト
高橋英樹推薦。新型コロナウイルスと闘う病院に差し入れたミート矢澤の弁当
ビートたけし推薦の「どら焼き」の差し入れはコマネチ仕様
 芸能人といえば、おいしいものをたくさん食べている“美食家”のイメージがある。そこで、グルメな男性芸能人御用達の差し入れを紹介。ビートたけし、高橋英樹、要潤の3人は、どんな“おもたせ”を推薦するのか?「世界のたけし」と知られるビートたけしさんが推薦するのは、芸能界のファンも多いどらやきだ。◆木挽町よしや 『木挽町よしや どら焼き』140円 薄皮でもちっとした食感の皮に、十勝産の最高級小豆を使った甘さ控えめの餡がマッチ。半月形で食べやすいサイズもうれしい。たけしは「コマネチ」の焼き印入りのどら焼きを差し入れることもあるとのこと。この「コマネチ」バージョンは一般販売していない。【住所】東京都中央区銀座3-12-9【営業時間】10:00~18:00(売り切れ次第終了) 【定休日】日・祝(土曜不定休) 俳優でバラエティーでも活躍する高橋英樹さんが推薦するのは、ボリュームたっぷりのこちら。高橋さんは新型コロナウイルスと闘う病院に「ミート矢澤」の弁当を差し入れたという。◆ミート矢澤 テイクアウト恵比寿 『矢澤コンボ弁当(内モモ)+ハンバーグBig増量』3565円 精肉卸店が手がける贅沢弁当は、A5ランクの内モモステーキと黒毛和牛100%のハンバーグが並ぶ豪華さ。特にハンバーグは赤身だけでなく、サーロインやフィレの切り落としもたっぷり使用した最高級の逸品。【住所】東京都渋谷区恵比寿西2-11-9 東光ホワイトビル1階【営業時間】10:00~21:00 【定休日】無休 続いて、要潤さんもどら焼きを推薦。「要潤」の焼き印がはいったものを差し入れることもあるという。◆喜風堂 『レモンどら焼き』190円  ふっくらと焼き上げた皮にじっくりと炊き上げた粒あんのどら焼き(190円)のほか、こした白あんにレモンピールを入れたどら焼きも人気。定番の粒あんと新顔のレモン味を差し入れるのが最近の要のお気に入りのようだ。「要潤」印字バージョンは本人限定で、一般販売はしていない。【住所】東京都目黒区上目黒2-6-1【営業時間】10:00~19:30頃 【定休日】火曜※女性セブン2020年9月24日
2020.09.19 16:00
女性セブン
最新作で悪役を演じる市村正親
『必殺仕事人』、大物が悪役出演の背景に時代劇存続へ思いも
 東山紀之(53才)主演の人気時代劇シリーズ最新作『必殺仕事人2020』が6月28日に放送される。毎回、話題を呼ぶのが大物俳優が演じる悪役だ。今回は、市村正親(71才)が事件のカギとなる悪役を務める。『必殺仕事人』の悪役につい時代劇研究家でコラムニストのペリー荻野さんが解説する。 * * * 毎回タイトルに放送年が記され、年に一度の祭りのような番組になった『必殺仕事人』。今年も「2020」版が登場する。今回は、子を装って親を騙す「親だまし」詐欺が江戸の町で頻発。金ずくで悪を葬る仕事人のひとり渡辺小五郎(東山紀之)が同心として働く奉行所にやり手の新奉行(市村正親)が赴任したが、被害はおさまらない。そこにはやくざ者とは違う「グレ者」がからんでいるらしい。おなじみの仕事人仲間、経師屋の涼次(松岡昌宏)、リュウ(知念侑李)、花御殿のお菊(和久井映見)もそれぞれ事件に関りを持つことになっていく。 市村の奉行は、悪の撲滅を宣言する一方で裏の顔があり、公式HPの本人のコメントによると「とことん悪に」なっているという。その悪っぷりは今年の見せ場になるはずだ。なにしろ2007年に東山らが主演で復活した『必殺仕事人』シリーズは、毎回、大物俳優がめったに見せない「悪役」になるのも恒例なのだ。 2012年『桃太郎侍』で悪を成敗してきた高橋英樹、2013年『水戸黄門』の里見浩太朗をはじめ、竹中直人、奥田瑛二、昨年はついに西田敏行が登場。商才のある若者を食い物にする大商人に。うわー、悪いわー。映画『アウトレイジ』シリーズでは堂々のやくざっぷりを見せていたが、「必殺」で改めて悪人演技にびっくりしたものだった。 大物悪役の起用には、いろいろな意味がある。まず、第一にはシリーズが仕事人たちの前に立ちはだかる悪がでかくないと、話が盛り上がらないということ。仕事人たちのキャラクターは変化しないが、悪は毎回個性豊か。物語に変化と山場を作るのは悪人なのだ。また、大物登場で話題にもなり、ジャニーズファンはもとより、大物が出演した時代劇を長年観てきた中高年層にもアピールできる。俳優陣も一話限りの敵役には、衣装や道具などにも凝って自由に役作りができる面白さがあるという。 しかし、私はもうひとつ意味があると思っている。『必殺』の看板は、1972年にスタートした『必殺仕掛人』から始まり、シリーズの顔となった中村主水(藤田まこと)が初登場した『必殺仕置人』など脈々続いてきたものだ。しかし、近年は時代劇が減少し、京都の『必殺』撮影現場や技術継承が危ぶまれているのも事実。このシリーズに出演した大物たちには、時代劇を守りたいという気持ちがあると思うし、実際、取材でそうした声をよく聞く。 現代の事件や世相、流行を取り入れるのも『必殺仕事人』の伝統。80年代には、窓際族、いじめ、花粉症、悪徳金融などもネタにしている。今年の「親だまし」は「オレオレ詐欺」で、「グレ者」は「半グレ」。「2020」の時代の記録ともなる。今年没後10年となる藤田さんは「仕事人は幸せになっちゃいけない。中村主水は、どこかの側溝で人知れず冷たくなっているような最期が似合う」とよく語っていた。必殺シリーズには、パロディ的な面白さとともに、冷たく暗い面もある。そこが真髄なのだ。世相だけでなく、大物キャスト殺しの歴史も刻む令和の仕事人たちの「仕事ぶり」を今年もしっかり確認しなくちゃ。
2020.06.23 16:00
NEWSポストセブン
隅田川花火大会の中止、独自路線テレ東が名を挙げるチャンスか
隅田川花火大会の中止、独自路線テレ東が名を挙げるチャンスか
 7月11日に予定されていた東京の夏の風物詩、隅田川花火大会の中止が決まった。東京五輪のために日程をずらしたが、新型コロナウイルス感染拡大で開催断念に追い込まれた。 同大会の協賛企業であり、毎年独占生中継するのがテレビ東京。テレビ各局が収録やロケの休止で編成に苦しむなか、同局は定番の人気コンテンツをまたひとつ失い、その打撃は大きい。 だが、「これはむしろテレ東が名を上げるチャンス」とするのはコラムニストの石原壮一郎氏だ。「他の局がやらない独自路線がテレ東の真骨頂。どんな独特な穴埋めになるのか、今から楽しみです。毎年、総合司会を務める高橋英樹さんが局の屋上でひとり線香花火をやっている絵も面白いかもしれないし、今夏は他の花火大会も中止になる可能性があるのだから、過去の隅田川花火の“名場面集”もいいんじゃないですか。すでに各局が過去のドラマなどで枠を埋めていますが、花火大会の“再放送”となれば話題になるでしょう」 2013年の大会当日、ゲリラ豪雨に襲われるなか、フリーになったばかりの高橋真麻が浴衣姿でずぶ濡れになりながら実況するなど、たしかに“名場面”は色々とありそう。「過去42回の放送のゲスト出演者も多彩なメンバー。今年の“主役”の一人である小池百合子都知事や、近年亡くなった樹木希林さん、津川雅彦さん、梅宮辰夫さんらの出演シーンを振り返るなど、いろんな見せ方ができるはず」(制作会社関係者) テレ東は「中継に代わる番組は未定です」(広報局)と答えるのみだが、どんな“花火”を打ち上げるか注目だ。※週刊ポスト2020年5月1日号
2020.04.22 07:00
週刊ポスト
父とのバスの“思い出”を語る高橋真麻
高橋真麻、宿題でバスに乗ったら父・英樹に追いかけられた
 東京都交通局が運営するデジタルスタンプラリー「都営バスで巡る地形テキストラリーGPS」(2月29日まで)の記者会見に、俳優の高橋英樹とその娘でフリーアナウンサーの高橋真麻、そして博物学者・図像学研究家の荒俣宏氏が登場した。 スマホでPROJECT TOEIのキャンペーンサイトにアクセスしてGPSをオンにするところから始まる、このデジタルスタンプラリー。最寄りのバス停で都営バスに乗ったら、実際にラリーがスタート。地形由来の文字(「台」や「谷」)が名称に含まれるバス停を通った際に、画面をタップすると江戸文字が手に入る。 さらに、地形由来の江戸文字を入手するごとに、建築史家・藤森照信氏と荒俣氏の地形コラムを読むことができるようになるという。また、川、谷、台地、島、海、坂、低地の7種類すべてのカテゴリーから1文字ずつ地形由来の江戸文字を集めると、100名に特製地形文字手ぬぐいが当たる抽選にも応募できる。 イベントで真麻は、小学校1年生の時に「都営バスに乗る」という宿題を出されたエピソードを披露。真麻が母親と一緒にバスに乗ったところ、父・英樹がその後ろを車に乗って追いかけてきたと明かし、会場を盛り上げた。撮影/浅野剛
2020.01.26 16:00
NEWSポストセブン
断った人たち(時事通信フォト)
桜を見る会と芸能人、ぼやく出席者と断って株あげた人々
「憲政史上最長の総理」となった安倍首相が国民に栄耀栄華を見せつけてきたのが盛大な「桜を見る会」だ。大勢の文化人、芸能人、タレント、アスリートが出席して花を添えたが、その“新宿御苑の花見”が各界に混乱を巻き起こしている。 政治家とタレントはどちらも名前を売ってナンボの世界。総理は「桜を見る会」に著名人を招待して話題づくりに利用し、呼ばれた側は「総理の招待」をステイタスアップに利用する。だから著名人は原則ノーギャラで出席してきたのだ。 だが、桜を見る会に批判が強まると、「参加したらイメージダウン」と見られるようになった。 各局の情報番組では桜を見る会に出席経験のあるタレントがまるで“針のむしろ”に座らされているように暗い顔で出演。『スッキリ』(日本テレビ系)では、お笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜が、「(招待状の)裏に安倍晋三と書かれて『すごいな』と思ったが、われわれもなんで呼んでいただいたんだろうねって思いながら……」と経緯を説明すると、父で俳優の高橋英樹とともに出席したことがあるフリーアナウンサーの高橋真麻は、「芸能人がいるエリアって食べ物も飲み物も置いていない」と明かした上で、「こっちのほうが朝から着付けして、メークしてお金がかかっている」と、苦笑い。“ボランティア”だったことを強調した。『サンデージャポン』(TBS系)でも、安倍首相主催の桜を見る会に2回出席して「懐柔された」と批判されたことがある爆笑問題の太田光がこう“ブチ切れ”て見せた。「直前に『安倍のバカヤロー』ってラジオで言ったんですよ。その時は安倍シンパの連中からギャアギャア言われて、その何日か後に桜を見る会行ってツーショットやったら、今度は安倍を許さないって方からギャアギャア言われて。オレ、本当に反社と総理大臣とだけは一緒に写真写るのはやめようと思ったくらい」◆「なぜあいつが呼ばれた」 対照的なのが桜を見る会を「欠席」したタレントだ。いまや芸能界では「安倍総理の招待を断わった」というのがステータスとなりつつある。 まだこの問題が発覚する前の今年4月、お笑いコンビ「千原兄弟」の千原ジュニアが、「桜を見る会みたいなんに今年も声かけてもうたんですけど、知らんおっさんと見たないわ、って断わったんです」と語っていたことが、ネットなどで評価され、“媚びない芸人”と株を上げた。『バイキング』(フジテレビ系)では、MCの坂上忍が一度出席したときの印象をこう語った。「これって政権与党のファンクラブの集いなの? ってちょっと思っちゃった。そうするとボクらの立ち位置って花を添える、悪く言ったら客寄せパンダみたいなもんで。(次の年は)お断わりしたんです」『おぎやはぎの「ブス」テレビ』(AbemaTV)でもこの話題に。お笑いコンビ「おぎやはぎ」の矢作兼が、「俺たち招待状来たことないよな?」と問いかけると、相方の小木博明は「一回、お断わりしてるよ」と語り、「政治家NG」と不敵に笑って見せた。 タレントの石原良純も招待状をもらったが、「仕事で行ってない」(フジテレビ系『ワイドナショー』)と明かしている。 なんとコンサートで“出席拒否”を宣言したのが歌手の松山千春だ。全国ツアーの東京公演(11月13日)で、「桜を見る会の招待状は届いてますが、一度も出席したことはありません。総理主催は構わないけど、(総理の地元の)山口県の知り合いばかり集めてもなぁ」※週刊ポスト2019年12月6日号
2019.11.25 16:00
週刊ポスト
同時に川柳も表彰された
東貴博&安めぐみ、高橋英樹&美恵子 「いい夫婦」の秘訣
 俳優の高橋英樹と妻・美恵子さん、タレントの東貴博・安めぐみ夫妻が「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー2019」に選ばれ、授賞式に登場した。ちなみに、高橋夫妻は結婚45周年、東・安夫妻は9周年。 結婚当時よりも妻と仲が良いいという高橋。夫婦喧嘩回数はこれまでに2回しかないという。一方、東は夫婦円満の秘訣について「嘘をつかないこと」と述べていた。「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー」は、ジャーナリストと日本メンズファッション協会会員によるアンケート結果をもとに選出。また同時に「いい夫婦 川柳コンテスト2019」も発表され、「ありがとう ごめんなさいの いい夫婦」(まご命)の一句が「いい夫婦大賞」を獲得した。撮影/矢口和也
2019.11.23 16:00
NEWSポストセブン
忠臣蔵の異色作、岡村隆史の演技に時代劇研究家が驚いたワケ
忠臣蔵の異色作、岡村隆史の演技に時代劇研究家が驚いたワケ
 年末に近づいてくると思い出されるのが『忠臣蔵』。その異色作、映画『決算!忠臣蔵』が話題を集めている。この作品で、岡村隆史の演技に注目したのは時代劇研究家のペリー荻野さん。ペリーさんが映画の見所、そして岡村の演技について綴る。 * * *『忠臣蔵』といえば、これまで300本以上も映画・ドラマになってきた時代劇の定番中の定番。私も名作から異色作まで数多く見てきたが、だが、11月22日公開の『決算!忠臣蔵』には、たまげることが多かった。 物語の発端は、元禄14年3月14日、赤穂藩主・浅野内匠頭(阿部サダヲ)がワイロ大好きな吉良上野介に殿中松の廊下で切りつける事件を起こし、即日切腹となったこと。その1年9か月後の元禄15年12月14日、元家老の大石内蔵助(堤真一)ら赤穂浪士四十七人が吉良邸に討ち入り、仇討を果たす。実際の「赤穂事件」を基にした話だ。『決算!忠臣蔵』で一番たまげたのは、この仇討ストーリーを「お金」で考えたコメディにしたこと。これまで多くの日本人が泣いた忠義の物語がコメディ?と思ったが、確かに討ち入りには超お金がかかる。赤穂藩は取り潰されて、藩士は全員失業しているのである。 プロジェクト遂行にお金関連の泣き笑いはつきもの。江戸までの交通費も高額な上、みんなで秘密基地も買っちゃって(のちに炎上)、討ち入り当日に使う「たいまつ」だって10本で10万円? その結果、内蔵助が「3月14日吉良を討つ!!」と宣言すると、長年、藩の役方(経営)を担当していた貝賀弥左衛門(小松利昌)が「3月まで持ちまへんで」と眉毛と目尻を下げた情けない顔(小松の眉毛&目尻演技は素晴らしい)で言い出し、カックンとなった内蔵助は「なんでやねん!!」と倒れそうになる。 そうそう、第二のたまげポイントは、登場人物のほとんどが関西弁でしゃべること。赤穂の侍たちが江戸の言葉を話しているほうが無理があるというものだ。というわけで、大阪出身の堤、小松はじめ、「これは戦や!」と怖い顔をする木村祐一も「小さなことからコツコツと」の西川きよしもイキイキとしてみえる。 中でも役方でもっともお金に厳しい矢頭長助の岡村隆史は、「銭勘定できひん侍は何をさしてもでくのぼう」と鋭い。ここで重要なのは、コメディでありながら、岡村隆史はほとんど笑いの仕掛けを担当していないこと。堤真一は「テレビで見ている岡村君とは全然違う」と語っていた。もぞもぞと控えめに話す矢頭長助は、『あさイチ』で「NHKではチコちゃんにしか心を開いていない」と博多大吉に指摘された人見知り岡村の素顔に近いのだろう。 そして、たまげポイントの三番目は、登場人物がこれまでの『忠臣蔵』とイメージが違うこと。一般に「理想の上司」ともいわれる堤内蔵助は無類の女好きで愛人が三人もいるし、悲劇の内匠頭未亡人瑤泉院(石原さとみ)は「わらわはの金」とお金を気にして怒ってる。かつては高橋英樹や阿部寛、木村拓哉なども演じた剣豪堀部安兵衛(荒川良々)はやたら鼻息荒く暴走気味。 これだけイメージが違っても、『忠臣蔵』をひっくり返された気がしないのは、やっぱりお金というテーマが、誰にも身に染みるからだ。ラストも、過去の『忠臣蔵』では考えられない場面となっている。金勘定はすべて史実(原作は東京大学史料編纂所の山本博文教授の著作)。自ら電卓をたたいて計算しつつ脚本を書いた中村義洋監督のセンスに拍手を贈りたい。
2019.11.22 16:00
NEWSポストセブン
佐藤浩市と息子の寛一郎(共同通信社)
2世芸能人の売り出し方、「親の名前出さない」に変化
 2世タレントの“売り出し方”の戦略は、時代とともに大きく変わってきた。かつての2世タレントたちは「七光り」を最大限に利用し、いきなり主要キャストとして華々しくデビューするケースが少なくなかった。 高島忠夫・寿美花代夫妻の息子・政宏は、大学在学中に映画『トットチャンネル』で華々しくデビューし、同作で日本アカデミー賞やブルーリボン賞などの新人賞を獲得。弟の政伸も、大学在学中にNHKの朝ドラ『純ちゃんの応援歌』でデビューしている。高島ファミリーはバラエティなどにしばしば一家総出で出演しており、「芸能一家」の「親子共演」は当たり前だった。 しかし、その後は「親の七光り」が本人にとってマイナスに働くケースも増えた。高橋英樹の娘の高橋真麻もその例といえる。「2004年にフジテレビの局アナになりましたが、入局当初から『コネ入社だろ』と言って叩かれ、バラエティ番組などでイジられてばかりで、アナウンサーとしては不遇だった。しかし、2013年にフリーに転身してからは、不遇時代に磨いたバラエティ力を存分に発揮し、今や超売れっ子になっている」(フジ関係者) 松田聖子と神田正輝の娘・神田沙也加も同様だ。「13歳でデビューしたが、ステージでの母子出演も多く松田聖子の娘であることを活用してきた感は否めない。それが視聴者の反感を買ってしまった。2011年末のNHK『紅白歌合戦』に出演し、母子でデュエットした時には親の七光りなどとバッシングを浴びました」(音楽関係者) しかし、そんな神田沙也加も、女優業のかたわら声優の専門学校に通うなど地道な努力を経て、2014年公開のディズニーのアニメ映画『アナと雪の女王』日本語版では、見事に王女・アナ役を射止めた。「映画の大ヒットを引っさげて、その年末には再び紅白に出場し、歌唱力が絶賛された。1回目にバッシングを浴びた“リベンジ”を見事に果たしたかたちです」(同前) あるキー局関係者は「10年前あたりから2世タレントに対する、世間の空気が如実に変わってきた」と語る。「ネット全盛時代になり、『何の芸もないのに』といった2世タレントに対するバッシングが、今まで以上に世間に拡散するようになった。加えて、俳優やスポーツ選手の子供たちが続々と芸能界入りしたことで、よほどの大物の子供でない限り埋もれてしまう。親の名前で一度は使ってみるものの実力が伴わず、すぐに消えてしまうことが増えました」(テレビ局関係者) 一方で、親の名前に頼ることなく、実力をつけて成功する2世が登場してきた。「その典型例が杏と安藤サクラ」だと語るのは、ある芸能事務所関係者。「15歳でモデルとしてデビューした杏は、渡辺謙と母親が離婚で揉めていたこともあって、事務所に『父のことは内緒にしてほしい』とお願いしていたそうです。離婚成立後も、ずっと『渡辺』姓を伏せて活動を続けていました。その結果、朝ドラ『ごちそうさん』でヒロイン役を務めるまでになった」 同じく朝ドラ『まんぷく』で朝ドラ史上初の“ママさんヒロイン”となった安藤サクラも、父親が奥田瑛二、母親が安藤和津という芸能界のサラブレッドだ。「父親が監督を務めた映画『風の外側』で、主演女優がクランクイン直前に降板してしまったために代役としてデビュー。しかし、その後はどんな役柄にも果敢に挑戦して、芝居の実力を磨いてきた。親の七光りではなく、自力で這い上がってきた役者のひとりです」(映画関係者) 現在放送中のドラマに出演する2世タレントには新田真剣佑(父・千葉真一)、池内万作(父・伊丹十三、母・宮本信子)、寛一郎(父・佐藤浩市)、趣里(父・水谷豊、母・伊藤蘭)、三浦貴大(父・三浦友和、母・山口百恵)、工藤阿須加(父・工藤公康)らがいるが、そうした若手俳優のなかでも、寛一郎は父・佐藤浩市の名前を伏せたまま2017年にデビューし、同年公開の映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で日本映画批評家大賞の新人男優賞、2018年公開の映画『菊とギロチン』でキネマ旬報ベスト・テン新人男優賞に輝いた実力派だ。 寛一郎という名前だけの芸名についても、インタビューで「親父のイメージがあるから、佐藤はつけたくなかった」と語っている。父の佐藤浩市も「三國連太郎の息子」というレッテルに苦しんだ経験からその姿勢を認めているという。 新田真剣佑も「世界のサニー千葉」の息子だが、芸名はあえて「千葉」姓を外した。「真剣佑も本格的なレッスンを受け、舞台や映画の端役で実績を作ってから抜擢されている。親の七光りだけでは長続きしないし、そのほうが『あんな有名人の子供なのに、努力してきたんだね』と、視聴者の共感も得やすいんですよ」(芸能事務所関係者) 渡辺徹・榊原郁恵夫妻の息子の渡辺裕太のように、「親子共演NG」を貫いているケースもある。◆テレビ局の“大人の計算” いくら親が有名人でも、実力がなければ認められなくなってきた2世タレント。だが、その他大勢の役者やタレントに比べて、彼らに大きなアドバンテージがあることも、紛れもない事実だ。「本人が親の名前を隠していても、局側は事務所から親のことを聞かされているもの。タイミングを見計らって“実は誰々の子供だった”ということを明かせば、親のファンは必ず注目してくれるし、逆にそこまで親の名前に頼ろうとしなかった姿勢をアピールすることで、視聴者からの好感度を上げることもできますからね」(テレビ局関係者) いつの間にか2世タレントが大量に出演しているその背景には、こんな“大人の計算”もあるようだ。 夏クールのドラマでも、『ノーサイドゲーム』(TBS系)に千葉真一の息子・眞榮田郷敦(まえだごうどん・新田真剣佑の弟)が出演。杏が主演を務めた『偽装不倫』(日本テレビ系)では、その杏の恋人役を『島唄』で知られる歌手、宮沢和史の息子・宮沢氷魚(ひお)が演じた。NHKの前の朝ドラ『なつぞら』にも、哀川翔の娘・福地桃子がヒロインの親友役に抜擢されるなど、たしかに2世タレントの勢いは凄まじい。2世タレント事情に詳しいコラムニストの山田美保子氏はこう語る。「日本人は家系図を大切にする文化があるし、その子の親と比較して、ああだこうだ言うのが好き。恵まれた環境にいる2世が親に頼らず努力している姿は、見ていてドラマがある。 もちろん長嶋一茂や石原良純のように思いっきり七光りを隠さない天真爛漫な2世を見ているのも、バラエティ的には楽しいのですが。役者に限れば“ストイックな2世”が求められる時代になってきました」“隠れ2世”ブームはまだまだ続きそうだ。※週刊ポスト2019年11月29日号
2019.11.19 11:00
週刊ポスト
旅行について語り合う高橋英樹・高橋真麻親子
高橋真麻と父・高橋英樹が学生服姿で「卒業証書授与」
 俳優の高橋英樹とその娘でタレントの高橋真麻が、オンライン総合旅行プラットフォーム「エアトリ」のイベントに登場した。 ともに学生服姿で登場した高橋親子。真麻が独身を「卒業」したということで、英樹から「卒業証書」が手渡され、さらにエアトリの吉村英毅社長から真麻に「卒業旅行」がプレゼントされた。 ちなみに、英樹と真麻は、旅行してみたい場所としていずれも「クロアチア」を挙げ、変わらぬ仲のよさを見せた。■撮影/矢口和也
2019.04.10 16:00
NEWSポストセブン
高橋真麻が語る“甘くない”新婚生活 「結婚は長距離走」
高橋真麻が語る“甘くない”新婚生活 「結婚は長距離走」
 名優・高橋英樹の愛娘にして、テレビ・ラジオで6本のレギュラー番組を持つ売れっ子フリーアナ・高橋真麻。昨年のクリスマスイブにブログで1歳年上の一般男性との結婚を電撃公表、新婚2か月ともあれば持ち歌の『シンデレラ・ハネムーン』さながらに、さぞやバラ色の日々を満喫と思いきや。「私も新婚生活って甘~いものだと想像していたし期待もしていたのですが、まったく違いました。主人に『ラブラブじゃなくてヤダ!』と文句を言ったら、『結婚は長距離走。新婚の時だけ盛り上がっていたら長くは続かない。もっと大人になりなさい』と諭されました(笑い)」 出会いは8年前に遡るが、互いを意識するようになったのは3年前という。仲のいい男友達と2人で食事することにも頓着なく、「新恋人発覚?」とたびたび写真週刊誌を賑わしていた時期だった。「純粋にご飯を食べていただけですが、掲載がわかると友達には事前に『迷惑かけたらゴメンね』と連絡していました。たいていは『エッ、載るの?』という反応でしたが、彼だけは『俺はいいけど、マーサは大丈夫?』と私を気遣ってくれたんです」 このやり取りが決め手となり付き合い始めることに。父・英樹への紹介はその年の年末、中華料理店で開かれた家族揃っての食事会だった。「愛する人ができたという幸福感と、久しぶりに両親に会えるというリラックスした気分が重なって、ついつい紹興酒を飲み過ぎました。気づいたら彼の膝の上で寝込んでいて、ジーパンを涎まみれにしてました(笑い)」 愛情に包まれた家庭に育ち、華やかな世界で唯一無二の存在感を放つ。さらに愛する伴侶も得た。申し分のない順風満帆の人生に見えるが、当人だけにしかわかりえない悩みもあった。「フジテレビ入社当初は親の七光りと言われて悔しい思いもしたし、やりたい仕事に恵まれず、ずっとくすぶっていたんです。それでもクサらないでがんばっていたら、5年目ぐらいから『バラエティでは体を張っているし、ニュースもきちんと読んでいる』と評価してもらえるようになりました」 ターニングポイントは入社8年目の夏、47日間毎朝カラオケを歌うというイベントの仕事だった。その頃はメディアに悪しざまに書かれることも多く、「私は嫌われている」と自分を信じ切ることができなかったという。「初めて視聴者の方と触れ合って、『マーサちゃん、応援してます』と温かい声をかけていただいたのが嬉しくて……気持ちが吹っ切れました」 同じ時期に『笑っていいとも!』のテレフォンショッキング担当に抜擢され、9年目には帯番組『知りたがり!』で冠コーナーを任されるまでになった。周囲の評価は自信となり、やがて「局の枠を超えて幅広く仕事をしてみたい」という思いが芽生え始める。2013年にフジテレビを退社、新たな一歩を踏み出した。「こう見えてとてもネガティブなので(笑い)、仕事が来るかと心配で激ヤセしました。今あるのは周りの方々のおかげです。自分から面白いことを発信できる人間ではないと自覚しているので、不細工だ、巨乳だとイジっていただけるのは感謝しかありません。だからというわけではありませんが、いただいた仕事は基本的に断わりません。何にでもチャレンジしたいです。でも、唯一NGなのはグラビア。私のキャラじゃないと思っているので、ごめんなさい(笑い)」 1月末をもって、父とともに所属し母・美恵子さんが代表を務める事務所を閉じ、別の事務所に移籍した。40年以上主婦業と社長業をこなしてきた母親の負担を軽くしたいという家族の決断だった。平成最後の年は、マーサにとって公私ともに転機の年となる。「つくづく家族のありがたみを実感しています。私は趣味と言えるものがまったくなくて、一人だとどこにも出かける気になりません。でも、主人となら映画やコンサート、買い物に行きたいと思える。『趣味は家族』と公言していた父の気持ちがようやくわかるようになりました。私の趣味は『主人』。家族と時間を共有することほど素敵なことはありません」●たかはし・まあさ/1981年、東京都生まれ。父は俳優・高橋英樹。東京女子大学文理学部卒業後、2004年、フジテレビにアナウンサーとして入社。2013年、フジテレビを退社。フリーアナウンサーとして『スッキリ』(日本テレビ系)、『バイキング』『有吉弘行のダレトク!?』(ともにフジテレビ系)、『ソレダメ!』(テレビ東京系)などにレギュラー出演中■撮影/二石友希、取材・文/大西展子※週刊ポスト2019年3月8日号
2019.02.26 07:00
週刊ポスト

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