芸能

浅野温子 60代間近にワンレンを遊び心溢れるアレンジ

出演する映画は歴史もの

映像作品にとどまらず、古事記など日本神話や民話に現代的な解釈を加えて現代語で伝える一人舞台「浅野温子 よみ語り」にも力を注ぐ。「大人だけでなく小学生や中学生も会場へ足を運んでくださいます。若い子たちにも“あれ、日本にはこんなおもしろいお話があるんだ!”と感じてもらえる機会を増やしていきたい」。

 角川春樹が“生涯最後”の映画監督作としてメガホンを取った映画『みをつくし料理帖』が10月15日に公開される。同作で30年ぶりに角川組に参加したのが、浅野温子(59才)だ。

 トレンディードラマ全盛期のバブル時代、若い女性に爆発的に流行したロングのワンレングス“ワンレン”。トレンディー女優として名を馳せた彼女は、ワンレンの代名詞として語られるほど象徴的な存在だ。しかし、60代を間近に控えた現在のセミロングヘアはそのイメージを残しながらもサイドをアシンメトリーにして当時よりも攻めている。

 遊び心のあるカットが気になって浅野に声をかけると、「実はね、こうなっているの!」
と、クルッと体を半回転して後ろ姿を披露してくれた。するとセミロングに見えた髪はバックがショートボブに切り揃えられ、さらに攻めていた。

「暑い時期だったので襟足を短くすれば風通しがよくなって涼しいだろうなというのと、髪が長いと洗うのも大変で乾かすにもドライヤーをずっと持っているのが重くていやだなって。どうしたらラクに髪を手入れできるだろうと考えて、“よぉし、だったら後ろを短くしちゃえ!”ってね。江戸時代が舞台の『みをつくし料理帖』の撮影中に切ったので、かつらが着けづらいと床山さんに叱られちゃいました」(浅野・以下同)

 そう語り“えへへ”と肩をすくめる仕草がチャーミング。たっぷりとした艶のある黒髪に欠かせないのが、マイナスイオン搭載のドライヤー。

「数年前に1か月ほど名古屋で舞台があって、長旅に何か新しいものをお供にして気分をアゲたいなと思って買ったんです。髪のケアは毎日自分でしますものね。それをずっと愛用しています。あれ、顔にもいいんですよ。冷風で髪をガーッと乾かしたら、仕上げに顔にもマイナスイオンをビーッとやって。冬場にやりすぎると顔が凍っちゃうんだけど(笑い)、いまの季節はそれで肌の調子がとてもいいんです」

 身の回りにお気に入りのグッズを携えるのは浅野流のリラックス法で、自宅や移動車はドラえもんグッズであふれているのだとか。過去にはアニメの『ドラえもん』役の声優オーディションに自ら参加したほど、浅野は大のドラえもん好きとして知られている。

関連キーワード

関連記事

トピックス

初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
芸能活動を再開することがわかった新井浩文(時事通信フォト)
「ウチも性格上ぱぁ~っと言いたいタイプ」俳優・新井浩文が激ヤセ乗り越えて“1日限定”の舞台復帰を選んだ背景
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
小説「ロリータ」からの引用か(Aでメイン、民主党資料より)
《女性たちの胸元、足、腰に書き込まれた文字の不気味…》10代少女らが被害を受けた闇深い人身売買事件で写真公開 米・心理学者が分析する“嫌悪される理由”とは
NEWSポストセブン
ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン