友人と飲んでいた三浦春馬さん(2018年)

友人と飲んでいた三浦春馬さん(2018年)

 三浦さんの遺作となった『おカネの切れ目が恋のはじまり』の最終回では、相手役の松岡茉優(25才)が、過去に金銭トラブルを犯して家族の元を離れた父親に、涙ながらにこう訴える。

「お金はたくさんないけど、毎日結構幸せ。毎日結構楽しい」

 お金が幸せや楽しみを生むことがあれば、逆にトラブルを招くこともある。三浦さんは、貯金を巡る哀しき確執に、天国で何を思うだろうか。

 三浦さんのファンがせめてもの惜別の機会として期待するのが、お別れ会だ。所属事務所は死の直後からお別れ会の開催を明言している。

「年内に開く予定で動いているようですが、ネックは新型コロナ。多くの人が会場に押し寄せるリスクがあり、開催の形式が慎重に検討されているようです」(芸能関係者)

 所属事務所に尋ねると、「詳細が決定次第、発表させていただきます」と回答した。三浦さんの自宅マンションには故人に縁のある品が多く残る。ファン心理としては、そうした品々をお別れ会で展示してほしいところだが、このマンションも三浦さんの親が管理しているようで、今後どうなるかは不透明だ。三浦さんの百箇日法要は10月25日。山積みの問題を区切りの日までに解決するには、時間はあまりに少ない。

※女性セブン2020年11月5・12日号

自殺のニュースは芸能界に大きな衝撃を与えた

訃報は芸能界に大きな衝撃を与えた(2018年)

母親思いだったという

母親思いだったという(2018年)

「一人で飲みたい」と言うこともあったという

「一人で飲みたい」と言うこともあったという(2018年)

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷と真美子さんを支える「絶対的味方」の存在とは
《ドッグフードビジネスを展開していた》大谷翔平のファミリー財団に“協力するはずだった人物”…真美子さんとも仲良く観戦の過去、現在は“動向がわからない”
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
悠仁さま(2025年11月日、写真/JMPA)
《初めての離島でのご公務》悠仁さま、デフリンピック観戦で紀子さまと伊豆大島へ 「大丈夫!勝つ!」とオリエンテーリングの選手を手話で応援 
女性セブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(読者提供)
《足立暴走男の母親が涙の謝罪》「医師から運転を止められていた」母が語った“事件の背景\\\\\\\"とは
NEWSポストセブン
大谷翔平が次のWBC出場へ 真美子さんの帰国は実現するのか(左・時事通信フォト)
《大谷翔平選手交えたLINEグループでやりとりも》真美子さん、産後対面できていないラガーマン兄は九州に…日本帰国のタイミングは
NEWSポストセブン
高市早苗首相(時事通信フォト)
《日中外交で露呈》安倍元首相にあって高市首相になかったもの…親中派不在で盛り上がる自民党内「支持率はもっと上がる」
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(現場写真/読者提供)
【“分厚い黒ジャケット男” の映像入手】「AED持ってきて!」2人死亡・足立暴走男が犯行直前に見せた“奇妙な”行動
NEWSポストセブン
高市早苗首相の「台湾有事」発言以降、日中関係の悪化が止まらない(時事通信フォト)
「現地の中国人たちは冷めて見ている人がほとんど」日中関係に緊張高まるも…日本人駐在員が明かしたリアルな反応
NEWSポストセブン
10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン
ミセス・若井(左、Xより)との“通い愛”を報じられたNiziUのNINA(右、Instagramより)
《ミセス若井と“通い愛”》「嫌なことや、聞きたくないことも入ってきた」NiziU・NINAが涙ながらに吐露した“苦悩”、前向きに披露した「きっかけになったギター演奏」
NEWSポストセブン
「ラオ・シルク・レジデンス」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
「華やかさと品の良さが絶妙」愛子さま、淡いラベンダーのワンピにピンクのボレロでフェミニンなコーデ
NEWSポストセブン