スマホやパソコンに向かう時間が長くなると睡眠の質が低下する
血行の悪化や新陳代謝の低下によって頭皮に充分な栄養が供給されなくなり、抜け毛や薄毛の原因になるという研究もある。スマホは「老化」の大きな原因にもなるのだ。
さらに恐ろしいことに、スマホは“太りやすい体”をつくるという。
「睡眠の質が低下すると、食欲抑制ホルモンであるレプチンの分泌が減り、食欲を刺激するグレリンというホルモンが増加します。睡眠が充分でないと食欲は過剰になり、代謝も悪くなるために太りやすくなる。さらに、猫背でいると、腹筋は弛緩して力が入らない状態が続きます。すると、腹筋は衰えてお腹に脂肪がつきやすくなり、“ぽっこりお腹”の原因にもなります」
いろいろなダイエットを試しても“やせられない”“お腹がへこまない”という人は、まずスマホの使いすぎを疑ってみてもいいかもしれない。
※女性セブン2020年11月5・12日号