国内

恋愛相談で「脱北せよ」 ジェーン・スーのトークショー大盛況

1時間にわたって女性たちのお悩みにズバッとアドバイスを送っていたジェーン・スー氏

1時間にわたって女性たちのお悩みにズバッとアドバイスを送っていたジェーン・スー氏

 少し寒さを感じる11月の夜、歴史ある日本橋のど真ん中では軽妙なトークで世の女性の悩みを解決する“パーソナリティ”と、マスク越しでも聞こえる“リスナー”の女性たちの大きな笑い声が響いていた――。

 9月25日から11月8日まで日本橋三越本店・本館の屋上で、期間限定で開催されたファッション誌『Oggi(オッジ)』プロデュースによる働く女性のための公園「Oggi Park」。期間中はステイホームを楽しく過ごすためのセルフメンテナンスヨガ講座が行われたり、フードコートには老舗名店の味が楽しめるお店が出店されたりと、歴史ある場所での新たな試みを楽しもうと連日多くのOLたちで賑わいを見せた。

 そして最終週となる11月6日には、コラムニストやラジオパーソナリティとして活躍するジェーン・スー氏による最新刊『女のお悩み動物園』(小学館)の出版記念トークショー「あなたのお悩みに答えます!」を開催。

 冒頭のようにさながらジェーン氏の人気ラジオ番組『ジェーン・スー 生活は踊る』(TBSラジオ)の公開収録のような雰囲気で、多くの女性ファンが詰めかけた。

 ジェーン氏は自身の最新刊について「『女のお悩み動物園』は悩みを抱える様々な女性の特徴を16種の動物に例えて分類し、それらの向き合い方や解決法について述べる本にしました。“こんな女、いるよね~、ウケる!”と笑うのではなく“私にもこんな一面あるかも”と思いをめぐらせながら読む、かつて流行った“動物占い”の本のような感覚で読んでもらえたらと思います」と話した。

 イベントでは事前に寄せられていたお悩みアンケートをもとにトークを展開。鋭い回答でズバズバ悩みを斬っていくなかで特に会場が沸いたのがこの質問だった。

「実は同じ会社で働く元彼のことが忘れられずモヤモヤしています。その元彼はとても楽しい男性ですが、付き合っていたころからなんとなく他の女性の影がチラついており、このまま想いを寄せていてもこの恋が叶うことはなさそうです。私は一体、どうしたら良いでしょうか」

 このお悩みに対し、ジェーン氏は「はい、これはもう転職しかありません!」とバッサリ。

「恋愛においては、どうしてもクセのある男性の方が中毒性が高いものです。その男性のために何かを我慢した、疑ったりした、そういった繰り返しの行動や、それにまつわる全ての記憶が、ぐつぐつと煮えたぎって執着を生み、心の負債となるのです。

 この場合は物理的に距離を置くしかありません! とはいえ距離を置いたところで忘れた頃にチョッカイを出してくるのがこの手の男性の特徴でもあります。逃げましょう。これはもう脱北と同じです! “なんとなく他の女性の影がチラついている”男性は影ではなく間違いなく生身の女がいる場合が多い。ぜひ離れましょう!」

関連記事

トピックス

中国でライブをおこなった歌手・BENI(Instagramより)
《歌手・BENI(39)の中国公演が無事に開催されたワケ》浜崎あゆみ、大槻マキ…中国側の“日本のエンタメ弾圧”相次ぐなかでなぜ「地域によって違いがある」
NEWSポストセブン
渡邊渚アナのエッセイ連載『ひたむきに咲く』
「世界から『日本は男性の性欲に甘い国』と言われている」 渡邊渚さんが「日本で多発する性的搾取」について思うこと
NEWSポストセブン
 チャリティー上映会に天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが出席された(2025年11月27日、撮影/JMPA)
《板垣李光人と同級生トークも》愛子さま、アニメ映画『ペリリュー』上映会に グレーのセットアップでメンズライクコーデで魅せた
NEWSポストセブン
リ・グァンホ容疑者
《拷問動画で主犯格逮捕》“闇バイト”をした韓国の大学生が拷問でショック死「電気ショックや殴打」「全身がアザだらけで真っ黒に」…リ・グァンホ容疑者の“壮絶犯罪手口”
NEWSポストセブン
“ミヤコレ”の愛称で親しまれる都プロにスキャンダル報道(gettyimages)
《顔を伏せて恥ずかしそうに…》“コーチの股間タッチ”報道で謝罪の都玲華(21)、「サバい〜」SNSに投稿していた親密ショット…「両親を悲しませることはできない」原点に立ち返る“親子二人三脚の日々”
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
「山健組組長がヒットマンに」「ケーキ片手に発砲」「ラーメン店店主銃撃」公判がまったく進まない“重大事件の現在”《山口組分裂抗争終結後に残された謎》
NEWSポストセブン
ガーリーなファッションに注目が集まっている秋篠宮妃の紀子さま(時事通信フォト)
《ただの女性アナファッションではない》紀子さま「アラ還でもハート柄」の“技あり”ガーリースーツの着こなし、若き日は“ナマズの婚約指輪”のオーダーしたオシャレ上級者
NEWSポストセブン
財務省の「隠された不祥事リスト」を入手(時事通信フォト)
《スクープ公開》財務省「隠された不祥事リスト」入手 過去1年の間にも警察から遺失物を詐取しようとした大阪税関職員、神戸税関の職員はアワビを“密漁”、500万円貸付け受け「利益供与」で処分
週刊ポスト
世界中でセレブら感度の高い人たちに流行中のアスレジャーファッション(左・日本のアスレジャーブランド「RUELLE」のInstagramより、右・Backgrid/アフロ)
《広瀬すずもピッタリスパッツを普段着で…》「カタチが見える服」と賛否両論の“アスレジャー”が日本でも流行の兆し、専門家は「新しいラグジュアリーという捉え方も」と解説
NEWSポストセブン
子宮体がんだったことを明かしたタレントの山瀬まみ
《“もう言葉を話すことはない”と医師が宣告》山瀬まみ「子宮体がん」「脳梗塞」からの復帰を支えた俳優・中上雅巳との夫婦同伴姿
NEWSポストセブン
愛子さま(写真/共同通信社)
《12月1日がお誕生日》愛子さま、愛に包まれた24年 お宮参り、運動会、木登り、演奏会、運動会…これまでの歩み 
女性セブン
海外セレブの間では「アスレジャー
というファッションジャンルが流行(画像は日本のアスレジャーブランド、RUELLEのInstagramより)
《ぴったりレギンスで街歩き》外国人旅行者の“アスレジャー”ファッションに注意喚起〈多くの国では日常着として定着しているが、日本はそうではない〉
NEWSポストセブン