2人の最後の共演となった映画『天外者』では、三浦翔平はどんな演技を見せてくれるだろうか。映画ライターのSYO氏はこう期待する。
「『M 愛すべき人がいて』の好演も記憶に新しい三浦翔平さんが、坂本龍馬を演じる。そのニュースを聞いたとき、驚きと同時に“なるほど!”と思いました。三浦翔平さんにとって時代劇の映画は初挑戦かと思いますが、彼のきっぷが良い演技や熱量は、坂本龍馬のイメージともぴたりとハマります。
そして今回は、共演作も多い三浦春馬さんが親友・五代友厚役。この組み合わせも、シビれます。三浦翔平さんは“ふたりで何度も読み合わせをして、関係性を築いた”と語っており、ダブル三浦さんが魅せるブロマンス(男同士の熱い友情)にも期待が高まるところです」
初の時代劇映画への挑戦にして、最後の“ダブル三浦”としての共演。もしかしたら坂本龍馬のイメージさえも、映画を観終わった観客の中では大きく変わってしまう作品に仕上がっているのかもしれない。
●取材・文/細田成嗣(HEW)