芸能

山崎育三郎『エール』撮影中断、コロナ自粛中の生活を明かす

(撮影/平野哲郎)

コロナ禍の困難な時代だからこそ音楽の力を改めて感じたという(撮影/平野哲郎)

 いよいよラストまで1か月を切ったNHKの連続テレビ小説『エール』。この作品で、歌手・佐藤久志を好演するのが山崎育三郎(34才)だ。そんな山崎が、『エール』撮影秘話とコロナ自粛中の生活について明かす──。

 新型コロナウイルスの影響で『エール』の撮影は2か月以上中断。しかし山崎は焦らなかったという。

「昔、『ミス・サイゴン』というミュージカルをやったときに、海外の演出家やスタッフから、『稽古以外は、役に入り込んではいけない』と言われたんです。家に帰ってまで役のことを考えていると、精神的にしんどいことがある。オンとオフの切り替えは必要です。だから、コロナ禍で撮影がストップしていた間も、久志のことはあまり考えないようにしていました」

 6月16日に撮影再開、これまで以上に厳しいスケジュールでの撮影が続いているが、体調は万全だ。

「きちんと寝て、ご飯を食べて、規則正しい生活をすること。これに勝る体のケアはありません。昔はプロポリスをのんだり、加湿器を持ち歩いたり、のどスプレーなどを使ったりして、いろいろと試しましたが、それができないと不安になってしまい……試行錯誤の結果、規則正しい生活がいちばんだなと。撮影で寝られないときは仕方がありませんが、家では7時間半は寝るようにしています。それがいちばんぼくのリズムに合っているんです」

 中断したのは『エール』の撮影だけではない。山崎が出演する予定だったミュージカルやコンサートも次々と中止となった。自粛中は何をしていたのだろうか?

「いつ撮影が始まってもいいように、体調を整えるため、規則正しい生活を心がけていました。それと、ミュージカルの仲間とレ・ミゼラブルの名曲『民衆の歌』を動画配信しました。あれはコロナ禍じゃなかったらできなかったことで、歌でひとつになれたことがうれしかったですね」

関連キーワード

関連記事

トピックス

10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン
ミセス・若井(左、Xより)との“通い愛”を報じられたNiziUのNINA(右、Instagramより)
《ミセス若井と“通い愛”》「嫌なことや、聞きたくないことも入ってきた」NiziU・NINAが涙ながらに吐露した“苦悩”、前向きに披露した「きっかけになったギター演奏」
NEWSポストセブン
「ラオ・シルク・レジデンス」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
「華やかさと品の良さが絶妙」愛子さま、淡いラベンダーのワンピにピンクのボレロでフェミニンなコーデ
NEWSポストセブン
クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左・撮影/山口比佐夫、右・AFP=時事)
《笹崎勝巳レフェリー追悼》プロレス仲間たちと家族で送った葬儀「奥さんやお子さんも気丈に対応されていました」、クマ襲撃の現場となった温泉施設は営業再開
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
高市早苗氏が首相に就任してから1ヶ月が経過した(時事通信フォト)
高市早苗首相への“女性からの厳しい指摘”に「女性の敵は女性なのか」の議論勃発 日本社会に色濃く残る男尊女卑の風潮が“女性同士の攻撃”に拍車をかける現実
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン
日本全国でこれまでにない勢いでクマの出没が増えている
《猟友会にも寄せられるクレーム》罠にかかった凶暴なクマの映像に「歯や爪が悪くなってかわいそう」と…クレームに悩む高齢ベテランハンターの“嘆き”とは
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン