さらに、続く博士課程でも、授業料が全額免除となる奨学金を獲得した。加えて、事務員として働いていた弁護士事務所からは年間300万円もの支援を受けているという。大学に在学する3年間で、のべ約3000万円もの金額になるだろう。
「眞子さまとの婚約が内定し、小室さんの自宅マンションには、警察官が待機するためのポリスボックスや監視カメラが設置されました。さらに、婚約内定当初は、小室さんだけでなく佳代さんにもSPの護衛がついた。正式な婚約者でない人の、ましてや本人ではない親族を警備するというのは、皇室の歴史で前代未聞のことです。
今回、結婚が再延期されたことで、そうした警備にかかる経費はかさみ続けるでしょう。もちろんそれも税金です。一時金と合わせると2億円近い額が、小室さんの結婚のために動くことになるのです」(別の皇室関係者)
眞子さまは、結婚が引き延ばされることで、いったいどれだけの税金が動くのか、ご存じなのだろうか。
結婚のために一時金を辞退するしか
眞子さまは当初、「12月中の結婚」を発表することを念頭に、文書づくりをされていたという。しかし、そうした文言は周囲への相談を重ねる中でなくなったようだ。
「今回の文書では『12月の結婚』を示すことこそ避けましたが、また改めて“結婚します”と突然発表がある可能性は否めません。眞子さまが婚姻届をどこかの役所に出され、それが受理されれば、“もう結婚した”という発表もできなくはない。今回の発表は、そんな強硬策の“伏線”のようにも感じられました」(前出・皇室ジャーナリスト)
そんな中、秋篠宮ご夫妻に残された手段はいったい何なのか。
「ご夫妻は今後、結婚を認めない姿勢を見せ続けることでしか、秋篠宮家への逆風を抑える手段はないでしょう。仮に眞子さまと小室さんが強硬的に結婚されても、ふたりに皇室行事に参加させない、皇室とのつきあいをさせないなど、強い姿勢を示されることが必要です。そして、ふたりが“結婚のために、一時金を辞退します”と発表して初めて、世間の視線も変わるのではないでしょうか」(別の皇室ジャーナリスト)
眞子さまは文書の中で小室さんについて《幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在》と記された。しかし、眞子さまが矢面となって文書を出されたいま、その“かけがえのない存在”は遠い異国の地でひとり、笑顔でいるのだろう。
※女性セブン2020年12月3日号