牝馬5頭というのは、シンコウラブリイが勝った1993年に6頭が出走して以来。レシステンシアは久々どうかだが3着内率100%で54㎏は魅力。サウンドキアラは、前走の大敗が気がかりだが、3着内率ではでインディチャンプやアドマイヤマーズを凌ぐ堅実さだ。
牡馬では3年前の覇者ペルシアンナイト。関西圏(京都、阪神、中京)でのマイル戦に限っては【3 1 2 0】と馬券対象から外れたことがない。
競馬ファン話題は来週のジャパンカップで持ち切りだが、そのための「参考レース」として見ることもできる。
アーモンドアイを安田記念で破っているグランアレグリアとインディチャンプ。コントレイルにしか負けたことがないサリオス。桜花賞でデアリングタクトより人気を集めたレシステンシア。もちろんこのレースの結果だけでは判断できないが、世代間の力関係を知る目安にはなる。
●ひがしだ・かずみ/伝説の競馬雑誌「プーサン」などで数々のレポートを発表していた競馬歴40年、一口馬主歴30年、地方馬主歴20年のライター。