ビジネス

コロナ禍は個人で稼ぐ時代 マンツーマンビジネスに勝機あり

コロナ禍でパーソナルトレーナーによるトレーニングを受ける人が増えている

コロナ禍でパーソナルトレーナーによるトレーニングを受ける人が増えている

 終わりの見えないコロナ禍により、大規模なイベントやパーティーなどが打撃を受けている。大人数で集まり、皆で同じことをしたり飲食を楽しんだりということがしづらくなっているこの頃、需要が急増しているのが“マンツーマンビジネス”だ。実際にいくつか利用しているという作家の内藤みか氏が「1対1サービス」の盛況ぶりをレポートする。

 * * *
 近頃、街で高齢者の姿をあまり見かけなくなりました。いつもなら近くの公園でもベンチでひなたぼっこをしながら談笑する高齢者の姿がありません。私の母も、新型コロナウイルスに感染すると重症化のリスクが高いとされている70代なので、大好きだったスポーツジムやカラオケを控え、自宅で過ごしています。

 高齢者だけでなく、若い世代でも慎重に行動するタイプの人は、自宅と会社の往復しかしていないとこぼしています。特に時々上京して観劇やショッピングなどを楽しんでいた地方在住の人たちは、東京に行きづらくなったと嘆いています。万が一感染してしまった場合、田舎なので近所から白い目で見られてしまうので、それが怖いと言うのです。

人気急上昇のパーソナルトレーナー

 Go Toトラベルなどで活発に行動する人もいますが、まだまだ自宅にとどまる人が多いなか、脚光を浴びているのがマンツーマンのサービスです。大勢の人がいる場所に出て行くのには勇気がいるけれど、1対1だったらリスクは少ないと感じるのでしょう。

 パーソナルトレーナーによるトレーニングを受ける人が出てきたのも、その一例です。完全個室のジムで、トレーナーと1対1で1時間近くの筋トレなどを行うパーソナルトレーニングの料金はスポーツジムに通うよりは高いのですが、より安心して運動できると好評なのです。

 最近はフリーランスのトレーナーがレンタル個室ジムで個人客相手に指導を行うことも。好みのトレーナーを指名し、継続して指導してもらえると若い女性にも好評なのです。

関連記事

トピックス

NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の打ち上げに参加したベッキー
《ザックリ背面ジッパーつきドレス着用》ベッキー、大河ドラマの打ち上げに際立つ服装で参加して関係者と話し込む「充実した日々」
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
雅子さまが三重県をご訪問(共同通信社)
《お洒落とは》フェラガモ歴30年の雅子さま、三重県ご訪問でお持ちの愛用バッグに込められた“美学” 愛子さまにも受け継がれる「サステナブルの心」
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
一般女性との不倫が報じられた中村芝翫
《芝翫と愛人の半同棲にモヤモヤ》中村橋之助、婚約発表のウラで周囲に相談していた「父の不倫状況」…関係者が明かした「現在」とは
NEWSポストセブン
山本由伸選手とモデルのNiki(共同通信/Instagramより)
《噂のパートナーNiki》この1年で変化していた山本由伸との“関係性”「今年は球場で彼女の姿を見なかった」プライバシー警戒を強めるきっかけになった出来事
NEWSポストセブン
マレーシアのマルチタレント「Namewee(ネームウィー)」(時事通信フォト)
人気ラッパー・ネームウィーが“ナースの女神”殺人事件関与疑惑で当局が拘束、過去には日本人セクシー女優との過激MVも制作《エクスタシー所持で逮捕も》
NEWSポストセブン
デコピンを抱えて試合を観戦する真美子さん(時事通信フォト)
《真美子さんが“晴れ舞台”に選んだハイブラワンピ》大谷翔平、MVP受賞を見届けた“TPOわきまえファッション”【デコピンコーデが話題】
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組・司忍組長2月引退》“竹内七代目”誕生の分岐点は「司組長の誕生日」か 抗争終結宣言後も飛び交う「情報戦」 
NEWSポストセブン
活動を再開する河下楽
《独占告白》元関西ジュニア・河下楽、アルバイト掛け持ち生活のなか活動再開へ…退所きっかけとなった騒動については「本当に申し訳ないです」
NEWSポストセブン
ハワイ別荘の裁判が長期化している
《MVP受賞のウラで》大谷翔平、ハワイ別荘泥沼訴訟は長期化か…“真美子さんの誕生日直前に審問”が決定、大谷側は「カウンター訴訟」可能性を明記
NEWSポストセブン
11月1日、学習院大学の学園祭に足を運ばれた愛子さま(時事通信フォト)
《ひっきりなしにイケメンたちが》愛子さま、スマホとパンフを手にテンション爆アゲ…母校の学祭で“メンズアイドル”のパフォーマンスをご観覧
NEWSポストセブン