テレビ局にとっては“リスクが大きい”
今回の記者会見によって、『笑ってはいけない』における収録シーンがお蔵入りになることが7日、スポーツニッポンによって報じられた。さらに、記者会見の後に民放の情報番組に出演するという報道もあったが、そちらも結局実現しなかった。
「会見を開いた結果、世間からの視線がまだまだ厳しいということが明らかになってしまい、テレビ局としても“リスクが大きい”と判断したということだと思います。もちろん、渡部さんを番組に出演させれば、かなりの話題性があるので注目されますが、それ以上にバッシングを受けることも間違いない。そんなリスクを負ってまで渡部さんを出演させるという番組は、なかなかないでしょう」(前出・メディア関係者)
渡部の不倫が『週刊文春』で報じられたのは6月10日のこと。その前日となる9日には、渡部がテレビ局に対し、番組出演の自粛を申し入れたと報じられていた。つまり渡部は、報道が出る前に先手を打って活動を休止したのだ。
「実はこれがあまりよくなかったのではないかという声も聞こえてきますね。スキャンダルを隠して番組に出演するのも問題ありですが、スキャンダルを理由に出演自粛を申し入れるというのは、ある意味“現場放棄”に近いものと言える。不倫報道そのものを止めることはできなかったとしても、渡部さんはもっとしっかり番組サイドと話し合いをしたうえで、活動を自粛するか否か、早期に会見を開くか否かを決めるべきだったのではないか、という意見も多い。番組サイドとしては“現場放棄”をしたタレントに再度オファーを出そうとはしないはずです。番組スタッフに対する印象もあまりよくなかったのではないかと推測できます」(大塚氏)
会見を開いたものの事態が好転したとは言いにくい渡部。復帰への道のりは、まだまだ長そうだ。