「現在、学生の小室さんには安定した収入がないため、多額の住宅ローンを組むのは現実的でなく、眞子さまが工面される必要があるでしょう。そうしたとき頼りになるのが一時金です。ですから、辞退したりどこかへ寄付するということはないのでは」(前出・宮内庁関係者)
さらに、一時金だけでない“皇室マネー”の存在を前出の宮内庁関係者は指摘する。
「皇族方には毎年、皇族費という日常生活費が支給されており、具体的な使い道に公開の義務はない、品位保持のためのものです。その金額はお立場によって差があり、秋篠宮さまの場合、皇嗣になられたことで、これまでの3倍である年間9150万円。皇族方の倹約精神は広く知られるところで、預貯金が実は多くあります。そこから、眞子さまと小室さんに援助される可能性はあるでしょう。ただし、それを把握する術は国民には一切ありません」(前出・宮内庁関係者)
皇室関係者は、現実的な落としどころをこう語る。
「小室さんの収入だけでは、元皇族の生活水準をまったく保てませんよ。結婚後も眞子さまは清子さんのように、皇室の主要行事に参加し、皇族方と旧皇族が集う菊栄親睦会に出席されることもあるでしょう。そうしたとき、いつも同じお着物で、というわけにもいきません。
盆暮れの贈り物にしても、多方面に“天皇の姉夫婦”として恥じない立派なものが必要です。一般家庭をはるかにしのぐ収入がない限り、親からの支援を頼らざるを得ない結婚生活になるわけです。表面上は、“駆け落ち婚”に見えても、半永久的に皇室のお金が流入するのでは。完全な独立とはほど遠いでしょう」
秋篠宮家のプライベートな財布も、元を正せば税金だ。
※女性セブン2021年1月1日号