秋篠宮家はやさしいカラーの服装で統一(菊葉文化協会HPより)
現在、天皇皇后両陛下を支える侍従職は、もともと皇太子同妃時代から東宮職として支えてきた職員が多い。一方、上皇ご夫妻を支える上皇職の多くは、30年超にわたった平成時代にご夫妻に仕えた侍従職の持ち上がり。宮内庁幹部にも上皇ご夫妻の立派さを近くで感じてきた職員が多く、ご夫妻の意向を優先しようとする雰囲気が少なくないという。
「皇族方にそうした意識はなくても、職員が現場レベルで“分裂”している状態なのです。そうした職員たちの持つ“上皇ご夫妻ファースト”という本音が、カレンダーの掲載順という形で発露したのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)
美智子さまは御代がわり以降、天皇皇后両陛下が“主役”となって国民との絆を深められることを望まれてきた。そんな美智子さまは、ご自分が“主役”と見られかねないこのカレンダーを、どのようなお気持ちでご覧になっているのだろうか。
※女性セブン2021年1月1日号