コロナ禍でも安心「個室サウナ」の人気ぶり
コロナ禍でも相変わらず根強いサウナ人気が続いていることが実感できたが、最近は個室サウナが話題になっている。昨年12月に東京・神楽坂に、日本で初めての完全個室の本格的なフィンランド式サウナ「ソロサウナtune(チューン)」の1号店がオープンした。
着替え、サウナ室、冷水によるクールダウン、休憩のすべてがひとつの個室で完結するため、コロナ禍での人との接触や不特定多数の人々と同じ空間に滞在することが嫌だという人には最適のサウナといえよう。ロウリュ(tuneではロウリュと表記)も自分の好みで体験可能だ。
ソロサウナの人気のほどはどうなのか。営業状況などを同店の広報担当者の方に問い合わせてみた。
「予約公開初日(11月30日)、30分で予約公開した2週間分はすべて埋まりました。以来、シングルルームは100%埋まっている状態です」
では、どんな人たちが利用しているのだろうか。「サウナ好きの方から初心者の方まで多様です。年齢も幅広いですね」(前出の担当者)
そもそもソロなので、事業自体がコロナ対応しているようなものだが、気になるコロナ感染対策としては、次のような取り組みを行っているという。
・入館前の検温・消毒
・除菌剤使用による巡回清掃
・店内換気の強化
・接客スタッフのマスク着用
・スタッフの出勤前の検温、体調管理(発熱時な土風症状があるときは自宅待機)
そして利用客に対しても、共用エリアでのマスク着用や、手洗い、手指消毒の徹底を呼びかけている。
コロナ禍の今だからこそ、こんなおひとりさまサウナが欲しかった! というサウナ好きの間で強い支持を集めているのだろう。