ビジネス

買い溜めで業務スーパーにハマった女性作家 「まるでテーマパーク」

どんな食材も大容量で安い「業務スーパー」

どんな食材も大容量で安い「業務スーパー」

 新型コロナ緊急事態宣言の再発令に伴い、不要不急の外出を控える人も多い昨今。買い物はスーパーに週に1度出かけるだけという人も少なくない。そんな中、「業務スーパー(略称:業スー)」を全国展開する神戸物産が最高益を更新している。愛用者である作家の内藤みか氏が改めて人気の秘密に迫った。

 * * *
 昨年、政府から10万円の特別定額給付金を得たとき、私はすぐにほぼ同額の大型冷蔵庫を購入しました。大容量の食材を保存し、買い出しの回数を減らしたかったからです。おかげでスーパーに行く回数は激減。野菜や肉を冷凍しておくことで、食材を効率良く使い切ることができています。

冷蔵庫が詰まっている安心感

 今、わが家の冷凍庫の中には、業務スーパーで買った肉だんごや北海道かぼちゃ、スイーツはごま団子やワッフル、それから2リットルものアイスクリームが入っていて、子どもがディッシャーで楽しそうにすくって食べています。

 業務スーパーは大容量のものが多いので、巣ごもりライフにはとてもありがたい存在。何度かに分けて食べる量なので「食材はまだまだこんなにある」という安心感も生まれます。

見たこともない品々に夢中

 業務スーパーは全国に890もの店舗があり、その運営元は神戸物産。魅力はなんといっても、ここでしか売っていないオリジナル商品が豊富に揃っていること。海外から輸入された品の多くは輸入業者に神戸物産の名が入っています。そしてスイーツや精肉やパンなど様々な食品を国内自社工場で製造しているため、かなりの安価が実現できているのだとか。

 神戸物産は昨年10月の決算では売上高が3408億7000万円(前年比13.8%増)、純利益が238億5100万円(同24.8%増)で過去最高益となっています。コロナ禍で巣ごもりニーズが高まっているとはいえ、リピーターをしっかり掴んでいるからこその増収増益なのでしょう。

 私自身も昨年初めて足を踏み入れ、見たこともない品々に驚き、すっかり夢中です。なにしろ、あれもこれも試したいとカゴいっぱいに詰めて会計しても2000円ほどで済んでしまうのです。この驚きの安さにハートを掴まれました。

関連記事

トピックス

真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
”クマ研究の権威”である坪田敏男教授がインタビューに答えた
ことし“冬眠しないクマ”は増えるのか? 熊研究の権威・坪田敏男教授が語る“リアルなクマ分析”「エサが足りずイライラ状態になっている」
NEWSポストセブン
“ポケットイン”で話題になった劉勁松アジア局長(時事通信フォト)
“両手ポケットイン”中国外交官が「ニコニコ笑顔」で「握手のため自ら手を差し伸べた」“意外な相手”とは【日中局長会議の動画がアジアで波紋】
NEWSポストセブン
11月10日、金屏風の前で婚約会見を行った歌舞伎俳優の中村橋之助と元乃木坂46で女優の能條愛未
《中村橋之助&能條愛未が歌舞伎界で12年9か月ぶりの金屏風会見》三田寛子、藤原紀香、前田愛…一家を支える完璧で最強な“梨園の妻”たち
女性セブン
土曜プレミアムで放送される映画『テルマエ・ロマエ』
《一連の騒動の影響は?》フジテレビ特番枠『土曜プレミアム』に異変 かつての映画枠『ゴールデン洋画劇場』に回帰か、それとも苦渋の選択か 
NEWSポストセブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン
ラオスを公式訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまラオス訪問(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《何もかもが美しく素晴らしい》愛子さま、ラオスでの晩餐会で魅せた着物姿に上がる絶賛の声 「菊」「橘」など縁起の良い柄で示された“親善”のお気持ち
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信フォト)
オフ突入の大谷翔平、怒涛の分刻みCM撮影ラッシュ 持ち時間は1社4時間から2時間に短縮でもスポンサーを感激させる強いこだわり 年末年始は“極秘帰国計画”か 
女性セブン
65歳ストーカー女性からの被害状況を明かした中村敬斗(時事通信フォト)
《恐怖の粘着メッセージ》中村敬斗選手(25)へのつきまといで65歳の女が逮捕 容疑者がインスタ投稿していた「愛の言葉」 SNS時代の深刻なストーカー被害
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
「はい!お付き合いしています」水上恒司(26)が“秒速回答、背景にあった恋愛哲学「ごまかすのは相手に失礼」
NEWSポストセブン