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ワクチン担当に“壊し屋”河野太郎氏起用で計画の綻びが国民に露呈

ワクチン計画に河野太郎・行革相を起用した背景とは(写真/SipaUSA=時事)

河野太郎・行革相(写真/SipaUSA=時事)

 2人の“手柄争い”はワクチン接種にかかわる“タブー”をあぶり出してしまう結果となった。森氏が続ける。

「政府はワクチン3億1400万回分を確保したと言うが、それはあくまで契約上で、実際に6月までに数が揃うかは疑問。河野氏はその疑問に応える形で発言したが、それは菅政権の意向とは食い違う。だから坂井氏は菅総理の意を汲んで6月までと代弁した。

 厚労省は、『65歳以上は3月下旬以降の接種開始を目指す』と25日に発表したが、河野氏がその2日後にまたそれを『4月以降』と修正した。ワクチン接種を巡り、ますます混乱が生じている」

 河野氏が“壊し屋”の実力を発揮したことで、菅政権のワクチン接種のスケジュールが計画通りに進んでいないという綻びが国民に露呈した。

※週刊ポスト2021年2月12日号

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