宮迫とも共演を果たした江頭2:50

宮迫とも共演を果たした江頭2:50

――確かに、私もこんなに頭のおかしい人が日本にたくさんいるとは思わなかったです。

江頭:お前も頭おかしそうだよな。でもな、順調じゃなかったんだよ。いきなりさ、初めて公開した「お尻書道(肛門に筆を入れて『エガちゃんねる』と書道をする)」とさ、2本目の「ペットボトルロケットを股間でキャッチ」については、2本連続で広告審査落とされて散々なスタートだったんだよ。1年間で130本ぐらい動画をあげて、14本広告審査に落ちている。結局1割以上ダメだったんだぜ。でもな、広告を諦めれば、好きなことができるってのは最高だな。テレビではそもそもそんなことやらせてもらえないからな。2年目も攻めた動画で伝説を作っていくぜ!

――江頭さんだったら8割ぐらいは審査落ちると思ってましたが1割超で良かったですね。

江頭:お前、失礼なヤツだな! 普通「3割」とか言うのに「8割」ってなんだよ! ただな、オレの〇〇〇(局部のこと)を隠し忘れて世界中に配信したことが2回あるんだよ! グーグルのAIも見逃してさ、視聴者が大騒ぎでコメント欄に色々書いてオレもスタッフもやっと分かったんだけど。おいグーグルのAI、オレの〇〇〇が小さいからって見逃しているんじゃねぇ! ただね、見逃してくれたおかげでアカウントをBANされなかったぜ。見逃してくれてありがとな、グーグル! 

――江頭さんは、当初の目標である「1年間で100万登録」を9日で達成しましたが、その時、どう思いましたか?

江頭:いや、オレさ、ビックリしたんだよ……。わずか9日で達成したから「頭がおかしいヤツがこんなにいたのか……」、と思った。それと同時に「まだまだ日本も捨てたもんじゃないな」とも思ったよ。

(ここで「エガちゃんねる」スタッフの藤野氏が乱入)

藤野:僕とかの感覚だと、江頭さんという人が――、コンプライアンス等でテレビに出づらくなった人が、実はやっぱりこんなに愛されていたんだな――と……。そこを僕らは改めて気付いた。「ワンクールのレギュラーよりも1回の伝説」という生き様を32年やり続けた人ってのはあっ……、こんだけみんなに応援されているのが嬉しかった。

江頭:うるせーよ! しみじみするな! いい話にするんじゃないよ、お前は!

――それはさておき、江頭さん、次の目標は?

江頭:9日で100万登録を達成したけど、そうなれば次の目標は200万になるじゃん。けどそれも2ヶ月後に達成したんだよ。となれば、これからは海外! 北朝鮮に行って伝説を作りたいよ!

――江頭さん、北朝鮮とかトルコとかで問題起こしまくってますもんね! トルコでは「でんでん太鼓」を大観衆が見守る中、尻の穴に入れて暴動が起きてトルコと日本の関係性をぶち壊しましたもんね。

江頭:うるせぇ! オレだってトルコの人を笑わせたかっただけなんだよ! だからさ、今、オレは「エガちゃんねる」があるから、トルコで警察に捕まった時の借りを返そう、といった話をスタッフとはしていた。そんな中、コロナになった。だから、やりたいことができなくなったんだよ。オレは日本では色々とチャレンジしてきたけど、次に世界で色々やっていくというのができなくなってしまった。だから今は国内でできることをやり続けている。渡航ができるようになったら世界に打って出るから、見てろよ、世界! 北朝鮮! トルコ、オレを待っててくれ!

――トルコでは警察拘束の仇討ちをしたいようですが、北朝鮮では何をしたいんですか?

江頭:北朝鮮では、金日成国家主席の遺体を見られるんだけど、それを動画でみんなに見せたい。今でも安置されていて、それを届けたい。そしてまだ内緒だけど、北朝鮮でもっと色々チャレンジしたいこともある。伝説を残したい。あとはやっぱり、トルコでみんなが怒らない形で笑わせたいよな。捕まらないやり方かつ、問題にならないやり方でな!

――これまでで自信のある企画を3つ紹介してください。

江頭:まずは宮迫博之との動画! あいつ、「闇営業」でテレビから干されたからYouTubeに活路を見出そうとした。あいつを今のテレビでは出しづらい。オレのチャンネルなら宮迫を出すことはできる。ただ、あいつが本当に「芸人魂」を持っているのかは確認する必要があった。だからあいつに「モノ申す!」と企画を作ったんだよ。

 この動画については、とにかく宮迫が本気で芸人としてやっていく気概があるのかオレがド詰めしようと思っていた。そうしたらいきなり宮迫はオレに抱きついて「江頭さん……お久しぶりです……」と泣いちゃったんだよ。

 いや、ただ、あの回については宮迫とオレが魂をぶつけ合った勝負をしたから絶対に観て欲しい。ああいう展開にはなったものの、オレは「おいこの野郎! 芸人の魂賭けて闘うぞ!」という気持ちで臨んだのに、宮迫は抱きついてきたから危なかったよ。

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